■自分の時間があと1時間欲しい! 自分のための外出は月2.7回
自分の時間は、平日が平均64分、休日が平均97分。理想は、平日が平均120分、休日が平均165分で、実態との差は平日・休日とも約1時間。自分のために使える時間帯(グラフ3)は、平日・休日ともに「21時台~23時台」が5割超。平日は「早朝~午前5時台」「24時以降」も各2割超います。家で、自分の時間にすることは、「テレビ・DVDを見る」「インターネット」が各6割超と圧倒的(グラフ4)。
ここ3カ月でした、自分のための外出の平均回数は月2.7回。週1回以上の人が約4分の1いる一方、「外出していない」「3カ月に1~2回」という人も約3割いる(グラフ5)。外出の目的の上位は、「美容」「外食・会食・飲み会」「ショッピング」「友達に会う」など(グラフ6)
■少ない自分時間の中で優先する行動に、月額18,870円を使う
ワーキングマザーが自分のために使えるお金は、月額平均18,870円。内訳をみると「1万円未満」の人が45.3%いる一方、「3万円以上」の人が21.1%と幅が広くなっている(グラフ7)。費目別では、月額5000円以上かける人が比較的いるのが「美容」31.3%、「ファッション」35.6%、「友達や同僚などとの交際」27.8%(グラフ8)。前述の「外出の目的」(グラフ6)でも美容やショッピング、友達と会うなどは上位になっており、少ない自分の時間の中で、優先されている消費行動といえそうだ。
■キャリアアップは「無理なくできれば」 昇進より仕事内容や収入を重視
働き方についての考え方を聞くと、キャリアアップに関心がある人は約4分の3。「現在努力中」「いずれは力を入れたい」と意欲的な人は3割近くいるが、大半は「無理のない範囲で、できればしたい」と考えている(グラフ9)。キャリアアップで達成したいこと(グラフ10)の上位は「収入アップ」66.6%、「仕事の質アップ」37.6%、「特定スキルを上げ、エキスパートに」28.1%、「上司や周囲の評価」23.4%。責任と権限のある仕事を求める人は1割程度で、昇進よりも仕事内容や収入を重視する傾向が見られた。
関連情報
https://www.kurashihow.co.jp/markets/m_c/real/
構成/編集部