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デビューする前に心得ておきたい船釣りのきほんのき

2018.04.29

 さて、船釣りに興味はあるもののやったことがなくて、という人たちによく聞かれるのが、デビューするのにベストな時期はいつかということ。僕はゴールデンウィーク頃から初夏、あるいは初秋から中秋、つまり暑くも寒くもない時期をお薦めする。船は大なり小なり揺れる。対象魚によっては必須たるコマセのニオイ、細いハリス(釣り糸)の扱いや、時には繊細な餌つけ、こうしたアゲインストを初体験するのだから、できるだけ気候がいい時期が望ましい。さらに晴天、凪なら言うことなしだ。

 また30度を超える真夏も、暑さには強いという人にはお薦めしたい、僕の大好きなシーズン。海上はそよかに風が吹き陸よりも気持ちいい(こともある)。ポイントの移動中は、ちょっとしたクルージング気分になれる(特に大型船)。炎天下にクーラーから取りだした冷たいタオルを、ほてった肌にあてる爽快感。真夏の船上で飲む、キリリと冷えたビール(運転する人はだめ!)。

 そして何より、軽装で釣りができるのがいい。短パン、Tシャツ、サンダル、これだけ。船の移動中に波をかぶってもすぐに乾く。かぶる波さえ、心地よかったりする。釣り用ウエアは不要なので、電車釣行でも荷物が少なく楽々。家を出て船から下りるまで同じ格好、船上にて汗やコマセで汚れたウエアは、下船後ぱっと脱いでさっと着替えれば良い。

 逆に、絶対にデビューしてはいけないのが冬。真冬に限らず、初冬も避けたい。船上の寒さに見当がつかないから、どのくらい着込めばいいかわからない。着足りなければ寒くて寒くて手がかじかみ、餌つけもままならぬどころか、体が冷え切る地獄の苦しみが待っている。首尾良く防寒対策が功を奏し、寒さをしのげればそれはそれで結構だが、たとえ海が荒れていなくても、船の動きや波の立ち方で潮を体にかぶることがある。 

 これが恐ろしく冷たい。いまどきの釣り人の多くは防水ウエアを着ているが、安心できない。潮をかぶると高級素材ゴアテックス使用のウエアとて、袖口のわずかな隙間や首元から少しずつ海水が浸透し、濡れた部分がじわじわと広がってくる。こうなると、いよいよ寒い! ましてや雨でも降れば、神も仏もなし。袖から、首から、お尻から、水が染みこみ体を津々と冷やし、最悪の状況となる。

 というわけで船釣りデビューには、暑すぎず、寒すぎず、涼しいというより暖かいと感じる時期、理想は5月の晴れた凪の日だが、まだまだ暖かい10月や11月上旬の好天の日もお薦めだ。

真冬の防寒釣りウエア。左から、アウター、ミドラー、インナー&ソックス、これだけ着込む。竿、クーラー、釣り道具を入れるバッグも必携なので、ウエアがこの量だと電車釣行はつらい。

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