人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2018.05.03

雪上を走ってわかった日産の最新制御技術と走行性能の高さ

 日産は毎年、長野県にある女神湖とその周辺で冬の試乗会を実施しているが、女神湖は冬期になると湖全体が厚い氷で覆われることで知られている場所。そこで国産、輸入車各社やクラブイベントでの氷上走行会やトレーニングが行なわれている。今年の日産の試乗会の目玉車種は『NOTE e-Power』と、新型『リーフ』の2台のEVが用意された。

『リーフ』はピュアEV。バッテリー+モーターだけで走行する方式を採用。『NOTE e-Power』はエンジンを搭載しているが、それは駆動用ではなく、モーターを動かすバッテリーに充電するためのもの。どちらも走行は、モーターの力によるものだ。EV走行の特徴は、モーターによるスムーズなトルクのかかり方による発進のほかに、ブレーキペダルを離した時に発生する回生機能を利用した回生ブレーキがある。特に『リーフ』『NOTE e-Power』は、モーターとブレーキを併用し、4輪でしっかりと減速するので、本来のFF車とは異なる減速感を味わうことができるはず。そこが今回の試乗ポイントのひとつだ。

 まずは、『NOTE e-Power』を試乗。モーターでのスタートはトルクが制御されているので、タイヤの空転もなく、スムーズで速かった。氷上の試乗コースはカーブの多いレイアウトなので、すぐに目の前にカーブが見えてくる。アクセルから足を離すと、一気に減速する。回生ブレーキでの減速は、フットブレーキよりも強力で、しかも不安定さを感じることはなかった。

 日産のデータによると、アクセルOFF時の減速度は、新型『リーフ』が0.2G、『NOTE e-Power』は0.15G。これに対し、『NOTE』のガソリン車は0.05Gだ。しかもモーターとブレーキを併用した制動は、後輪にも効くので、安定している。と、これは圧雪路での走りの話。

 雪がすっかり飛ばされ、氷が出ているような凍結路では、アクセルをオフにして、回生ブレーキを効かせても、ズルズルと滑っていき、ゆっくりとコース脇の雪の壁にあたって、停まった。さすがのワンペダルも、肝心の路面との接点であるタイヤがグリップしなければ、思うように停止することはできない。それでもフットブレーキを気を使いながら踏むよりも、安定感のある動きが体感できた。

 ひとつ気になったのは、暖房による電力の消費。これはEVのウイークポイントだ。特にピュアEVの『リーフ』は、航続距離が短くなってしまうので、ドライバー自らが厚着をしたり、カイロを貼って、走行を助ける必要がある。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2018年11月16日(金) 発売

DIME最新号の特別付録は「ゴルゴ13」のオリジナル万年筆!大特集は「2018年ベストヒットランキング」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ