人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2018.05.09

多くの女性管理職が活躍する企業に聞く「女性が活躍する職場」の作り方

 女性の社会進出が先進国の中でも断トツに遅れているといわれる日本。昨年秋に世界経済フォーラム(WEF)が発表した2017年「ジェンダー・ギャップ指数」では、144か国中114位と過去最低だった(前年度は111位)。

 そんな中で、多くの女性社員が活躍している企業がある。カジュアル衣料大手のアダストリアだ。同社は、「グローバルワーク」「ローリーズファーム」「ニコアンド」など数多くの人気ブランドを抱えている。

 既婚・未婚問わず幅広い年代の女性の心を掴む商品を作るためには、それを生み出す女性社員たちも多様性に富んでいなければならない。同社では、産休・育休後の復帰率が90%にのぼる。

 そこで今回は、同社人事部長の田中良興氏と働く女性向けブランド「Andemiu」広報担当の上田氏に女性が活躍できる職場環境の作り方について伺った。

■企業活動を続ける中で自然と女性に優しい職場環境が誕生した

 厚生労働省が発表した「平成28年度雇用均等基本調査(確報)」によると、女性が管理職(課長相当職以上)に占める割合は12.1%。前年度の11.9%に比べるとわずかに上昇したものの、依然としてかなり低い水準だ。

 一方、アダストリアの女性管理職の割合は45%。女性社員が73%を占めているのもあるが、平均よりも高い水準だ。

 田中氏によると、女性管理職の比率を高めるために明確な目標を掲げていた訳ではなく、女性向けアパレルメーカーとして利益を追い求める中で自然とそうなっていったのだそうだ。


「7割が女性社員なので、女性にとって働きやすい職場環境は意識していますが、具体的な数値目標を掲げていたことはありません。女性の活躍……というよりも、 “販売職の地位向上”を昔から目指してきたという経緯があります。販売職を大切にしていたら、結果的に長く働く女性社員が増えました」

 全国の実店舗に勤務している販売職は、社員全体の80%を占める。2017年からは、販売職には店長を目指さない「ストア職」という新しい雇用区分を、本社勤務の社員にはフレックスタイム制度・在宅勤務を導入した。

「ワーキングマザーや、ワーキングマザーの部下を持つ上司からの相談に経験者が応える、“ママアドバイザー”という制度もあります。産休・育休を経て職場復帰した経験を持つママ社員が、制度や心構えなど様々なアドバイスをしてくれるというものです。ママアドバイザーには、本部社員はもちろん地方で働いている販売職の社員も気軽に相談できます。さらに、本社のサポート制度だけでなく、地域社員同士の繋がりというのも年々強くなっているようです。

 以前は各地域に時短社員が少ししかおりませんでしたが、最近は時短社員が全国的に増加しているので、周囲の人に相談しやすくなったという声が寄せられています。

 また、今までは各店舗をブランド軸で運営していましたが、昨年からは地域軸でも運営するようになりました。こうすることで、ブランドを問わず他店舗のヘルプにも入りやすくなり、ひとりあたりの仕事の負担を軽減できるようになってきています」

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2018年12月15日(土) 発売

DIME最新号の特別付録はCOMPLYの「高級イヤーチップ」!大特集は「<超保存版>2019年トレンド大予測」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ