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2018.04.29

当事者を超え存在感を増すロンドンLGBT映画祭

■連載/Londonトレンド通信

 3月21日から4月1日まで第32回ロンドンLGBT映画祭が開催された。

 ところで、ロンドンLGBT映画祭というのは通称で、正式にはBFIフレア:ロンドンLGBTQ+映画祭だ。数年前までロンドン・ゲイ・アンド・レズビアン映画祭だったことを思うと、時代の流れを感じる。

 もともとは1986年に開催されたゲイ映画特集が翌年も続き、1988年にロンドン・ゲイ・アンド・レズビアン映画祭となった。

 それが2014年から主催のBFI(英国映画協会)と映画祭イメージであろうフレア(揺らめく炎)をつなげたBFIフレアという名称になり、これまでの名称にあったレズビアン(L)とゲイ(G)にバイセクシュアル(B)とトランスジェンダー(T)を加えたロンドンLGBT映画祭が説明的に続く、BFIフレア:ロンドンLGBT映画祭に変わった。

 そして今年から、後続部分のLGBTにクエッショニング(はっきりしない)のQ、さらには+をつけ、その他の性的少数者も含ませるようになった。

 名称の移り変わりだけでも、性的少数者への理解、配慮が深まっているのがわかるこの映画祭には、当然ながら当事者も多く参加している。映画を作る側、観る側、そして映画祭を運営する側にもだ。

 ジェイソン・バーカー監督も元はこの映画祭のプログラマーだった。映画祭中は短髪に男物のスーツやジーンズ姿で映画紹介などもしていた。

 それが今回は監督として自作の紹介となった。

 監督デビュー作となるドキュメンタリー『A Deal with the Universe』は、バーカー監督が家族を築いていく過程のホームビデオからなる。妊活がうまくいかず、そのうえ乳がんになった女性パートナーに代わり、男性化させていた体を女性に戻し、自ら妊活に挑んだ記録だ。

 よく見かける映画祭スタッフだっただけに、並大抵のことではない体験に驚かされた。

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