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2018.05.07

適度な不安や懸念が仕事のパフォーマンスを向上させる!?

 ストレスを感じる要素に満ちた作業環境では良い仕事をするのは難しい。しかしながら最新の研究では、適度な不安や懸念が作業のパフォーマンスを向上させるケースがあることを報告している。

■職場での心配事がパフォーマンスを向上させる!?

 気を紛らわすものや不安を抱かせるものがない環境で伸び伸びと仕事に励みたいものだが、もしストレスがまったくない状況になったら仕事に身が入るだろうか? 最新の研究では適度なストレスや懸念が逆にモチベーションと生産性を高めることが指摘されている。

 カナダ・トロント大学の研究チームが先ごろ、学術ジャーナル「Applied Psychology」で発表した研究では、職場での心配事(workplace anxiety)は必ずしも常に悪いものではなく、時には作業パフォーマンスを向上させる働きをもたらしていることを明らかにしている。

 職場でのストレスは作業能率の低下や従業員の人間関係を悪化させたりとさまざな問題を引き起こすのだが、研究チームは職場の心配事を2つに分けることでより、職場のストレスのより深い理解に取り組んだ。1つは個人の性格によって受け止め方が違う心配事で、もう1つは具体的な課題に関連した心配事である。

Inquisitr」より

 どのような種類の職場の心配事がどのような結果をもたらすのか、またどのようなタイプの従業員が特定の懸念にストレスを感じやすいのかなどを分析・研究した結果、一部の従業員は職場の心配事や懸念によって、仕事のパフォーマンスを向上させていることが判明した。

 ストレスをモチベーションに変えることのできる従業員は、EI(心の知能)指数が高く自分を律することができる性格特性を携えた人物だ。

「結局のところ、もし心配事がまったくない環境に置かれたら、パフォーマンスを重視しなくなって、仕事へのモチベーションを失うでしょう」と研究を主導したボニー・チェン助教授は語る。

 また研究では具体的に職務においてどのような要素がストレスになっているのかをいくつか特定している。それによればサービス業での「常に笑顔でいること」や、シビアな納期の設定、組織図の頻繁な変更などが職場のストレスの“主犯格”ということだ。

 組織に向けてのアドバイスとしては、経営側は従業員の自信を高めるための講習会を定期的に開催したり、機材や道具を見直すことなどが提案されている。ストレスとうまく付き合いながら日々の仕事に励みたいものだ。

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