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入社の難易度と社員の仕事力は比例する?

2018.04.26

 Aグループの4人に共通していたのは、次のことだ。

・処理能力が相当に高い

 この場合の「処理能力」とは、時間内でメールや電話の対応をしたり、原稿の内容を確認する力である。あるいは、時間内で交通費や支払いの処理をする力なども含める。「処理能力」の高い人は、打ち合わせや電話でのやりとりで話を聞き取る力や深く理解する力が抜群に高い。自分の考えをこちらにわかりやすく

 伝える力も相当に高い。言わんとしていることが、実によくわかる。ちなみにBグループの5人のうち3人と、Cグループの3人の言っていることは、私にはほとんど理解できなかった。

・仕事の処理が速く、量が多い

 処理能力が相当に高いと、仕事を処理するスピードが速くなる。それにともない、量も増える。これらが、外注先である私にもおそらく、上司や同僚にも安心感や信頼を与えるのだと思う。ちなみに、Aグループの4人はB、Cグループの同世代の編集者の倍以上に速く処理をする。まさに「倍速」なのだ。BグループとCグループの編集者の差はほとんどない。

・深い会話ができる

 仕事を進めるにあたり、話し合いを何度かする。その都度、深い話し合いになる。こちらが聞きたいことを的確に理解し、素早く回答する。その回答が、私のさらなる質問を先に理解したうえでのものになっている。双方の会話がリズムよく進む。

 前述のBグループの5人のうち3人と、Cグループの3とは、会話がなかなかできなかった。こちらがAの質問をしてBの回答を求めると、Dの内容が変わってくる。その後、会話を続けても、Bの回答を聞くことができない。なぜか、DからE、Fと進んでいく。そこから突然、Bに戻ったりする。こちらとしては、会話をしようとする意欲がだんだんとなくなってくる。

・相手に対し、リスペクトの念を持つ

 外注先である私や取材先、上司や同僚に対し、一定の敬意を常に払う。いかに気分よく、双方が仕事をするか。その雰囲気をつくるか。そのことを強く意識していることが、私には手に取るようにわかった。

 自分に自信をもっているからこそ、相手に気を使い、敬意の念を持つことができるのだと思う。Bグループの5人のうち3人と、Cグループの3はむしろ、攻撃的に見えた。常に「自分を認めろ!」「私に気を使え!」という雰囲気だった。少なくとも、Aグループの4人とは正反対のタイプに私には見えた。

・素直で、謙虚

 自分の仕事のミスを素直に認め、素早くあらためる謙虚さをもっている。気持ちがいいくらいだった。相手を責めることはまずしない。これが、安心感や信頼をより一層に相手に与えるのだと思う。

 Bグループの5人のうち3人と、Cグループの3人はミスを繰り返すが、上司や取材相手のせいにする。自分に非がある、とは決して認めない。「常に自分は正しく、常に相手が悪い」という考え方をしていた。中小企業のワンマン社長に似ていた。この意味でも、Aグループの4人とは別世界にいる人たちだった。

次回は、B、Cグループをさらにくわしく分析したい。

文/吉田典史

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