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2018.04.26

入社の難易度と社員の仕事力は比例する?

■連載/あるあるビジネス処方箋

 

 この半年ほど、全国紙(正確にはグループ会社の出版社)や出版社の月刊誌、週刊誌で取材し、記事を書いた。本数は12本。12本はそれぞれ違う会社であり、担当の編集者も全員が異なる。12人の仕事力のレベルは、大きく違っていた。

 この場合の「仕事力」とは、企画力や企画の内容を説明する力、取材スケジュールを決め、取材先に交渉する力などである。あるいは、私が取材し、書いた原稿を時間内に見出しなどをつけて、文字数などを調整する力や原稿をめぐり、私などと意思疎通する力などだ。

 12人の編集者のレベルは、その会社の新卒時の入社の難易度にほぼ比例していた。この場合の「入社の難易度」はエントリー者数に対しての内定者数、筆記試験問題のレベルや面接の回数などをもとにする。12人の編集者がいる全国紙・出版社は主に次の難易度にわけられる。

 この難易度を切り口に、担当編集者の仕事力をとらえると、わかりやすい「格差」が浮き彫りになった。これは、ほかの業界にもおおむね該当することではないか、と思う。就職するときや転職活動などの際に参考にしていただきたい。

■Aグループ 4社

 いわゆる「一流」といわれる会社で、12社のうち全国紙2社と、出版社2社が該当する。全国紙2社の編集記者職へのエントリー者数は30年以上前から3000~8000人を毎年超えている。1年につき、平均20~30数人入社する。出版社2社は一流の総合出版社で、毎年、全国紙を上回るほどのエントリー者がいて、倍率は相当に高い。

■Bグループ 5社

 すべて出版社。いずれも社名は業界内でそこそこに有名だが、採用力は低い。エントリー者数が毎年1000人以下で、10~40人が入社する。人事部がなく、採用をするうえでの母集団形成をしていない。経営難で毎年、新卒採用することはできない時期が過去にはあった。定着率は高い、とは言い難い。人事制度や配置転換などに根深い問題を抱えており、労働組合の機関紙を読むと、40~50年前の闘争路線を感じさせる。

■Cグループ 3社

 すべて出版社。毎年の新卒採用はしていない。ごくまれに採用をするが、5年以内にほとんどが辞めていく。大半の社員が中途採用で入り、全体の社員の定着率は概して低い。労働組合がない会社が多い。

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