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2018.04.15

設置やアフターサービスも充実!楽天とビックカメラの家電EC「楽天ビック」はAmazonに勝てるか?

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

◆ECサイトとリアル店舗の連携で大型家電や高額商品でも安心して購入できる

 楽天とビックカメラによる家電領域の新サービスが4月11日からスタートした。楽天市場内に開設された家電ECサイト「楽天ビック」は、オンラインの利便性と、リアル店舗のサービスというオフラインの利点を生かした新しい試みだ。

「ビックカメラは全国に大型店舗40店以上を構え、楽天グループは日本国内において9500万人の会員という基盤を持っている。この2社で新しいコラボレーションができるのは画期的だと思う。さまざまな取組みをやっていきたいが、ビッグデータを活用した、女性層や幅広い年齢層の方に向けた商品開発や新しいインターフェースを提供していきたい。ECサイト以外でもビックカメラの店舗で買い物をすると楽天スーパーポイントがたまるといったリアル店舗との連動や、インターネットで注文してビックカメラ店舗での受け取り、家電の設置、当日配送にもこれから積極的に取り組んでいきたい」(楽天 代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史氏)

「弊社のオンラインサイトと楽天市場の出店を利用している客層は住み分けされていた。そちらをひとつにしたいという思いと、9500万人という膨大な数の楽天の顧客基盤からあらたな層の顧客獲得を期待できるのではないかという思いから始まった。ネットと実店舗の垣根を超えた利便性の高いサービスを提供していく。

 ビックカメラ店舗の商品在庫を楽天ビックで確認できるサービスは、実際に見て触って試したいという楽天ユーザーのニーズに応える。消費者のためたいポイントナンバー1の楽天スーパーポイントがビックカメラ店舗の買い物でもためられるサービスも開始し、より多くの来客を期待している。特に楽天市場は女性の会員が多いので、女性層の拡大に寄与するものと期待している。さらにメーカーの協力を得てオリジナルのPB商品を開発、導入していきたい」(ビックカメラ 代表取締役社長 宮嶋 宏幸氏)

 楽天の調査では、家電市場の約30%がECサイトでの購入だが、成長率は6.3%で市場規模からすると伸びが低い。アンケートでは約80%の客がECサイトで家電を買うのを断念した経験があるという結果が出た。特に設置が必要となる大型家電、高額な商品、アフターサービスが必要な商品は実店舗で見て試したい、店員からしっかり説明を聞きたい、設置の方法など、店舗ではないと不安というのが、ECサイトでの購入を諦めた理由として挙がっている。

 また、自社のネット通販事業を展開してきたビックカメラでも、実物が見られない、試すことができない、説明が聞けないという理由でネットでの購入をためらう、断念するというケースが多く、冷蔵庫やエアコン、洗濯機など設置が伴う商品になるほどこの傾向が顕著だという。色や質感がネットで見たものと違うという理由で返品も多い。ネット購入の不安を表しているのが、店頭での受け取りサービスの増加で、実際の商品を見たいという要求が多く存在しているとみている。

 それらを解決するために生まれたのが楽天ビックで、店舗で購入してもECサイトで購入しても、同じショッピング体験ができることを目指す。オンラインとオフラインを掛け合わせることで家電を買いやすく選びやすい環境を提供するのが大きな目的で、楽天ビックで購入すればネット上でも実店舗でも問い合わせが可能で、ビックカメラのアフターフォローを受けられるのでインターネットショッピングでも安心して買うことができる。

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