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2018.04.13

アンテナ設置が困難な地域に朗報?ドコモがマンホール型基地局の試作機を開発

マンホール型基地局のイメージ

NTTドコモ(以下、ドコモ)は、観光地や景勝地などの周辺にアンテナ設置に適するような場所がなく、また人の集まる場所における通信速度の低下への対策や、より繋がりやすいサービスエリア構築を目的とした、マンホール型基地局の試作機を国内で初めて開発。先日より実証実験(以下、本実験)を開始した。

観光地や景勝地などにおいては、アンテナ設置に適した建物がなく、人の目につかないように通信設備を設置することが難しいため、安定したサービスエリアの構築が困難となっており、そのような場所のエリア化には景観を保護しながら設置が可能な基地局が必要となる。
同社によればマンホール型基地局を本格運用するにあたっては、あらゆる環境で下記の3点を満たすことが必要であり、本実験は、これらを満たす技術の確立を目的として実施している、とコメントしている。
(1)利用者に快適な通信環境を提供できるサービスエリアが確保できること
(2)マンホール上を含むマンホール型基地局周辺の電波の強さが、電波防護指針に基づく電波法令を順守した値であること
(3)設置場所の安全基準に準拠したマンホール蓋の強度であること

今回の実験では、まず積雪環境下で上記の3点を満足できるかを確認するため、北海道札幌市のドコモ管理環境内に本実験用の基地局を開設。鉄製のマンホール蓋と同様の「耐荷重性能T-25規格」を満たす樹脂製のマンホール蓋を用いて、想定通り半径90m程度のサービスエリアを確保できることを確認しており、マンホール上の電波の強さについて安全性を確保した設計法を検証している段階だという。

同社では、多くの利用者が集まる環境での高負荷環境や高温多湿の環境、降雨の多い環境下などで上記3点を満たすことができるかを確認するため、東京都内や沖縄県にて本実験を行う予定だ。併せて「今今後は、2018年度内の本格運用をめざし、基地局設置が難しかった地域への通信環境の改善に取り組み、将来的な5Gへの技術の応用についても並行して検討を進めてまいります」とコメントしている。

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