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2018.04.12

犬だけに鼻が効く!?リクルートテクノロジーズが鼻紋写真による犬の個体識別実験を開始

リクルートテクノロジーズは、ほぼ日、シロップ、日本アイ・ビー・エム株の3社と協働して、“鼻紋写真”による犬の個体識別に関する実証実験を開始した。

今回の認証対象である「鼻紋」は、人の指紋と同様に経年変化がなく、遺伝的に同じとされる一卵性双生児であっても異なる模様をしているため、個体識別への活用が可能だ。しかし、日本において「鼻紋」による個体識別を日常的に行なっているのは畜産業界(和牛)のみ。さらに、その方法はインクと和紙を用いたアナログなものが主流だ。

た、犬の確実な個体識別方法として「マイクロチップ」の埋め込みが推奨されていますが、「痛そうでかわいそう」「費用が高い」といった心理的・金銭的ハードルなどにより、その普及率は未だ約15%に留まっているという。

そこで、リクルートテクノロジーズは、「気軽」かつ「簡単」で「すでに一般的に普及しているもの」を活用した新たな識別方法を開発。(1)高精度の自動照合(マッチング) と(2)スマートフォンでの自動鼻紋検知・撮影を可能にしたと発表した。
その概要は次のとおり。

スマホ撮影画像でも高精度マッチング実現。「自動照合技術」について

今回は、高精度かつ現実的な時間での照合を実現するため、二段階識別を導入している。まず、撮影された鼻紋画像がどの犬に近いものかをDeep Neural Networkで判別。その上位数件に対して、データベース化されている照合元画像と撮影した照合先画像の「特徴点」を算出し、その特徴点のマッチ数により自動で同一か否かを識別する。


すばやく動く犬の“鼻のベストショット”を。「自動検知・撮影技術」について

鼻の位置特定のため、犬の顔に6点のポインターを付与した下図画像等を学習させた「顔のパーツ位置検出モデル」を利用している。自動的に鼻へフォーカスし撮影、鼻のポインターを中心に画像を正方形で自動トリミング。また、撮影時に犬の顔全体が画面上にある状態を担保するため、額のポインターが画面の上部にあることをフォーカス条件として設定している。手ブレが発生した場合は、機械学習を活用しその画像を採用しない仕組みとしている。

リクルートテクノロジーズは、この技術の活用先の一つとして、「迷子犬の捜索を容易にするアプリ」の制作等を想定している。現在、近しい特徴点を持つ兄弟犬やより多くの犬種への対応など“実用に耐えうる識別精度”を実現するため、同社では犬猫写真投稿SNS『ドコノコ』運営のほぼ日社やペットテックスタートアップのシロップ社、日本IBM社の3社と協働し実証実験を進めていく、と説明している。

関連情報

https://recruit-tech.co.jp/

構成/編集部

 

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