
2017年の輸入車新規登録台数は前年比3.7%増の30万6088台で2年連続のプラスとなった。30万台を突破したのは日本自動車輸入組合の2007年の統計開始以来初めてで、さらに遡ると20年ぶり。人気絶好調の輸入車の中から話題のスポーツカー4台をピックアップした。
■お値段以上の魅力が詰まった5ドアスポーツクーペ
VW『アルテオン』549万円〜
2835mmのホイールベースを持つボディーは同社『パサート』よりひと回り大きく、全高は25mm低いワイド&ローのプロポーション。駆動方式はフルタイム4WD。気になる走りだが、見た目通り速くて、骨太でしっかりしている印象。
派手なフロントデザインと比べて、シンプルなリアのデザイン。トランクルームの積載量は563Lでワゴン車並みの荷物が積める。
雰囲気たっぷりの艶消しブラックの20インチタイヤとホイール。スポーツモードを選択すればエンジン、シフトプログラム、DCCによって足回りは激変する。
2Lの直4直噴ターボエンジンは『ゴルフR』などに搭載される高出力ユニットで280PSの最高出力と350Nmの最大トルクを発揮する。
インパネ周りは『パサート』とほぼ同じデザイン。ジェスチャーコントロールが可能な最新のインフォテインメントシステムを装備している。