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2018.04.05

日本代表に求められるラストピースは圧倒的「個」で打開できる伊東純也と堂安律だ!

■連載/元川悦子「ロシア戦記」

 前回、今代表に必要なのは、圧倒的「個」で打開できる選手、と言うテーマで乾貴士(エイバル)、中島翔哉(ポルティモネンセ)について言及した。その続編。

 もちろん原口元気(デュッセルドルフ)、宇佐美貴史(デュッセルドルフ)もドリブル突破を武器とするタイプ。とりわけ原口は攻守両面でのハードワークでチームを力強く支えられる。それは守から攻へのアグレッシブさを重視するハリルジャパンには必要不可欠。彼にはもっとスピードで敵陣を切り裂くようなプレーを研ぎ澄ませてもらいたい。

 左サイドに比べると、右サイドは個の打開力がやや低下する傾向がある。目下、ファーストチョイスと位置付けられている久保裕也(ヘント)は背後に抜け出すのを得意とする選手。自分からアクションを起こしてグイグイ前へ出ていくタイプではない。それはシュツットガルトでの出場機会激減で落選した浅野拓磨も同様だ。

 今回、半年ぶりに復帰した本田圭佑(パチューカ)にしても、タッチライン際をダイナミックにアップダウンする選手ではなく、ボールを保持しながらタメやリズムを作ることでチームに貢献しようとしている。それはそれで必要な仕事なのだが、ベルギーでウクライナのコノプリャンカ(シャルケ)の爆発的な推進力を目の当たりにさせられた今は、アタッカーとしての物足りなさを感じざるを得ない。

 そこで、相手に揺さぶりをかけられる右サイドのアタッカーとして新たに推したいのが伊東純也(柏)だ。右ウイングを主戦場とし、今季のJリーグやアジアチャンピオンズリーグ(ACL)で異彩を放つスピードスターをマリ・ウクライナ2連戦で試しておくべきだった。ハリルホジッチ監督は中島の抜擢を重視したのだろうが、伊東が絶好調なのは誰もが分かっていたこと。3月頭までリールの自宅にいた指揮官は国内組の情報収集が不足していた可能性もある。もちろん伊東は代表経験が乏しく、年代別代表にも入っていないから、国際舞台でどれだけやれるか未知数だ。それでもタテへタテへと出ていける速さとドリブル技術は大きな魅力だ。先週、3月30日のヴィッセル神戸戦でも鮮やかな2ゴールを上げた。そこは放っておくべきではないだろう。

 


 

 次世代のタレントと言われる堂安律(フローニンゲン)のサプライズ抜擢があってもいい。2017年U-20ワールドカップ(韓国)のイタリア戦で4人抜きドリブルからのゴールを決め、日本サッカー協会のか西野朗技術委員長に「メッシみたい」と言わしめた点取屋は、昨夏に門を叩いたオランダ・エールディビジですでに7ゴールを挙げている。

 

伊東のようなタテへの推進力を武器とするタイプではないが、堂安は緩急をつけながらのドリブルで局面を巧みに打開し、得点に持ち込めるうまさと創造性を備えている。

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