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2018.04.10

人生の後半戦へ向けて心の知能「EI」を養う7つのステップ

 アスリートに求められているのは強いフィジカルとハイレベルの技術だ。しかしそこにもうひとつ、パフォーマンスを左右する重要な要素があるという。それは“心の知能”であるEIだ。

■EIとハーフマラソンのタイムに強い関係性

“心の知能”とも呼ばれるEI(Emotional Intelligence)は、自己や他者の感情を敏感に察知する能力と、自分の感情をコントロールする能力を指している。このEIの高さがハーフマラソンのタイムに関係していることが最新の研究で報告されている。

 イタリア・パドヴァ大学の研究チームはハーフマラソン大会に参加した237人のランナーのタイムとEI指数の関係を分析した。マラソン大会の前日にそれぞれのランナーに各種の質問を行った上でEIを測定するテスト(EIQ)を受けてもらったのだ。

 マラソン大会終了後の分析で、各人のタイムとEI指数にきわめて強い結びつきがあることがわかったのだ。EI指数で高いスコアを獲得した選手ほど、マラソン大会の成績が良い傾向が浮き彫りになったのである。日々の練習量や過去の大会参加歴といった要素を含めてみても、EIとタイムとの強い関係が打ち消されることはなかったのだ。

PsyPost」より

「我々はアマチュアのランナーを対象に研究しましたが、タイムとEIは明確に関係しています。研究結果が示唆していることは、大会で良い成績を収めるためには身体的トレーニングだけが重要なのではなく、感情をコントロールする能力も必要とされていることです」と研究を主導したエンリコ・ルバルテッリ助教授は心理学系オンラインメディア「PsyPost」の取材に答えている。

「研究の結果は、EIの高い人はEIの低い人よりも粘り強さがあることを示すというこれまでの研究に一致するもであり、これらの知見は人々がストレスや疲労を経験するさまざまな場所(例えば職場)に共通するものである可能性が高いと言えます」(エンリコ・ルバルテッリ助教授)

 EIの高さは作業現場における粘り強い“底力”を占うものであることがこれまでの研究で指摘されているのだが、スポーツの成績にも適用されるものであることが今回の研究で明らかになった。

 さらに今回の研究結果でスポーツにおけるメンタルトレーニングの重要性がさらに増すものになり、新たなトレーニングメソッドを開発する有効な指針にもなるということだ。純粋な“体力勝負”のイメージもあるマラソンだが、実はメンタルの能力も大いに関係していたことになる。

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