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2018.04.07

言い訳の常套句「記憶にございません」にはもともと無理があった!

 うっかりしたマナー違反には注意したいものだが、街中での歩きタバコなどモラルについてかなり無頓着な人々もいる。このようにモラルをやすやすと侵犯してしまう人々の性格特性が最新の研究で浮き彫りになっているようだ。

■「七つの大罪」を犯しやすい性格特性とは

 キリスト教・カトリック教会で戒められている「七つの大罪」はそれぞれ、暴食、色欲、強欲、憤怒、怠惰、傲慢、嫉妬である。最新の研究では、こうしたインモラルを犯しやすい性格特性があることを報告している。

 オークランド大学とケンタッキー大学の合同研究チームが先日、学術ジャーナル「Personality and Individual Differences」で発表した研究では「七つの大罪」を犯しやすい人物のパーソナリティー特性を探る取り組みを行なっている。

 研究チームは2324人の実験参加者にパーソナリティー診断テストを受けてもらった上で3つの実験を行ない、性格特性とそれぞれの“大罪”の関係性を詳しく調べた。

 各実験で得られたデータを詳細に分析したところ、敵意(antagonism)の強い人物に「七つの大罪」がほぼすべて関係しており、インモラル性ときわめて強い結びつきがあることが判明したのだ。敵意、あるいは敵対性の高い人物とは例えば、

「(生活や仕事の中で)自分よりも重要ではない人物とよく一緒になる」

「もし他人を傷つけたとしてもたいした問題にはならない」

 という命題にイエスと答える人物である。

PsyPost」より

「敵対性の高い個人は、自分の目標や欲望を満足させることを優先させ、他人に及ぼす影響についてはあまり考慮しないため、インモラルな傾向を示す可能性が高まります。例えば敵対性は、悪意ある羨望と積極的に関連しており、羨望を抱く人物を自分と同じレベルにまで引き下げたいという欲望を伴います」と研究チームのバージル・ジーグラーヒル氏は語る。

 したがって自分の中の敵対性とインモラル性を推し量ってみるには、自分が羨ましいと感じた人物にどのような思いを抱くかで判明することになりそうだ。もし羨ましい人物に対して“引きずりおろしたい”という思いを抱くようであれば、残念ながら敵対性とインモラル性が高いということになる。

 実験はすべて参加者の自己査定と自己評価で行なわれたため、研究結果は制約を伴うものにはなるが、今後さらに研究を深めることで、人物の性格特性とモラリティの関係が詳細に解明できるとしている。自分自身においても他者においても、人格のダークサイドはあまり見たくないというのは人情だが、こうした研究がその人物の深い理解において少しは役立つものになるだろう。

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