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2018.04.02

DJIが高性能赤外線カメラと産業用ドローンプラットフォームをカスタムできる『PAYLOAD SDK』を発表

民生用ドローンを展開するDJIは、インフラ点検および検査、精密農業、消防活動や捜索救援活動などの専門的な業務を対象に、高性能赤外線カメラ『ZENMUSE XT2』とDJIの産業用ドローンプラットフォームをカスタマイズできる『PAYLOAD SDK』を発表した。

ZENMUSE XT2

FLIR Systems社と共同開発した赤外線カメラ『Zenmuse XT2』は、視覚的に温度の特徴を捉えられるため、専門的な業務を遂行するオペレーターに必須のツールになる。並列配置したビジュアルセンサーと赤外線センサーから、救急活動や災害復旧時、産業分野での調査の際に、高品質のデータ収集が可能になるからだ。また、『Payload SDK(Software Development Kit)』を利用することで、ドローンを活用するスタートアップや開発者、センサーやデバイス製造業のパートナーは、同社のドローンをカスタマイズすることで、カメラやセンサーなどのさまざまなツーの搭載が可能になる。

業務のためのスマートな赤外線データ

『Zenmuse XT2』は、データをより実践的なインサイトへ導く高性能赤外線カメラだ。スタビライザー付きジンバルとデュアルセンサーをFLIRの放射測定熱画像と4Kビジュアルカメラに組み合わせることで、オペレーターは飛行中に赤外線データと映像データの両方を確認することが可能。これにより産業利用や公共安全等の業務に従事するユーザーに、高水準の汎用性とより詳細なデータを提供することができる。

オペレーターは、FLIR MSXが搭載されているインテリジェント機能を、映像データや赤外線データと組み合わせることで、問題の発生している対象物を簡単に特定できる。また、「Spotlight Pro(スポットライトプロ)」に搭載された「QuickTrack(クイックトラック)」と「HeatTrack(ヒートトラック)」の2つのインテリジェント機能により、カメラが自動で被写体を追尾するので、オペレーターは飛行操作とデータ収集に専念できる。QuickTrackは、選択したエリアを常にカメラの中心に収め、HeatTrackは、最も熱を持つ部分を自動で追尾。また、「Temp Alarm(高温アラーム)」機能は、赤外線データをリアルタイムで読み取り、対象物の温度が閾値を超えた際に、オペレーターに通知する。

産業用ドローンがSDKでカスタマイズ可能に

『Payload SDK』を使用することで、サードパーティ製のカメラ、センサー、 空対地通信ツールやデバイスといったペイロードを、Matrice 200シリーズに直接取り付け、統合することが可能になる。産業用ドローンのエコシステムをオープンにすることで、あらゆる製造業パートナーや開発者は、特定の目的や産業にあわせて、オリジナルのドローンをカスタマイズできるのだ。

DJIは、外付けペイロードをドローンにシームレスに搭載できるジンバルポートアダプター「DJI SKYPORT」を導入することで、複雑な工程を減らしている。DJI Skyportで、サーキットボード、APIへのアクセス、外付けセンサーやペイロードの取り付けが容易になり、Zenmuseシリーズと同様な操作性を実現。セットアップをドローンの電源に直接接続できるので、外付けのケーブルやバッテリーは必要ない。また、『Payload SDK』でデータ通信システムにアクセスできるため、オペレーターはセンサーと直接通信し、データをリアルタイムに受信できる。

提供開始時期について

Zenmuse XT2カメラは、全国のDJI Enterpriseの正規代理店で4月下旬からの販売開始を予定。ペイロードSDKは、DJIの開発者向けポータルサイトより提供される(※英文のみ)。

関連情報

http://www.dji.com/ja
https://developer.dji.com/payload-sdk/

構成/編集部

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