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2018.03.26

楽天・三木谷社長がMWC2018の会場で語った通信事業の勝算

■連載/法林岳之・石川 温・石野純也・房野麻子のスマホ会議 楽天・三木谷社長がMWC2018の会場で語った通信事業の勝算

 スマートフォン業界の最前線で取材する4人による、業界の裏側までわかる「スマホトーク」。今回は「Mobile World Congress 2018(MWC 2018)」で話題となった日本の通信キャリアについて徹底討論します。

■NTTグループとしてのブース展示

房野氏 今回のMWC(Mobile World Congress)で、端末以外に印象に残った展示はありましたか?

房野氏

石野氏 かつてないドコモブースの盛況ぶりでしたね。

石野氏

法林氏 あれはすごかったね。

法林氏

石野氏 遠隔書道というか、ロボット書道というか。

房野氏 遠隔操作で人の動きの通りにロボットが動いて、さらにロボットが筆を持って文字を書くというデモでした。

石川氏 ブースの端でそれをやっていて人が集まっていた。

石川氏

石野氏 すごく人が集まって、隣のVodafoneとOrangeには超迷惑、みたいな感じもあった。

石川氏 ブースの中に人はいないけど、端っこにたくさん。

法林氏 でも、ドコモの今回のブースは成功だよね。ロボットの書道もそうだし、これはドコモではないけどフォーミュラ・ニッポンのAR「ジオスタ・スーパーフォーミュラ」もみんな楽しそうに見ていた。テーブルに鈴鹿サーキットのコースが描いてあって、そこにスマホをかざすとレースの動きやさまざまなデータが見られる。

石川氏 お台場の日本科学未来館でやったイベント(2017年11月に開催された「見えてきた、“ちょっと先”の未来〜5Gが創る未来のライフスタイル〜」)にも出していましたね。

石野氏 本当に5Gが必要なのか疑惑はあるんですけど。

石川氏 そんなのばっかりじゃないですか。大抵VRかARかMRで、5Gっぽさを出している。

石野氏 ロボットの遠隔操作は低遅延が必要ということでわかるんですけど。

法林氏 ロボット書道は5Gの電波を使ってやっていた。

房野氏 ドコモは昔からMWCにブースを出していたんですか? バルセロナに行く理由って何でしょう。

石川氏 ドコモはGSMAという、世界のキャリアを束ねている団体のボードメンバーなんですよ。GSMAはMWCを主催していてイベントを盛り上げなくてはいけないので、ブースを出してくださいねといわれる。一方で、キャリアもGSMAの中で発言権を持ちたいので、ブースを出すことによって関係性を保つ。ドコモは最初の頃からブースを出しています。

石野氏 昔は今回くらい大きなブースだったんですけど、コスト削減でだんだんと小さくなっていって、でも今回はなんと親会社を使って一気に元の規模以上になった。

石川氏 あれ、どっちなんだろうね。親会社を使ったのか、親会社が「出させろ」って言ったのか。

法林氏 僕は親会社が「出させろ」だと思いますよ。ひとつはNTTコミュニケーションズ(NTTコム)だと思う。NTTコムは海外のデータセンターやITサービス会社をバンバン買収してソリューション事業を熱心にやっていて、グローバル企業になりつつある。F1ドライバーのフェルナンド・アロンソが来たのも、その関係なんだよね。恐らく、NTTコムが直接ドコモに行って、出させてよって頼んでも、両社は仲が悪いので……だから親会社経由でNTTグループとしてまとまって出しましょう、みたいな話なんじゃないかな。

石野氏 僕が聞いた話もそんな感じでした。

石川氏 アロンソのフォトセッションで隣に立っていた人が、どこかで見たことあるなと思って聞いたら、NTTの新規ビジネス事業をまとめている栗山さん(NTT 取締役<新ビジネス推進室長>栗山浩樹氏)だった。前に会ったことがあって、なるほどなと。彼が今回のブースを全部仕切っていたという話でした。

石野氏 放っておくとケンカしちゃいますからね。

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