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2018.03.24

ご意見番が斬る!最新スマホ『Galaxy S9/S9+』と『Xperia XZ2』ってどうなの?

■連載/法林岳之・石川 温・石野純也・房野麻子のスマホ会議 ご意見番が斬る!最新スマホ『Galaxy S9/S9+』と『Xperia XZ2』ってどうなの?

 スマートフォン業界の最前線で取材する4人による、業界の裏側までわかる「スマホトーク」。今回は「Mobile World Congress 2018(MWC 2018)」で登場した最新モデルについて徹底討論します。

■『Galaxy S9/S9+』の新技術に賛否両論

房野氏 MWCで、ハードウェア、端末については、どう思いましたか?

房野氏

石野氏 CPE(カスタマ構内設備)とか以外は現行の4G端末。MWCって結構、難しいイベントで、展示会全体のテーマは数年先とか、今回だったら1、2年先を見せつつも、端末は1、2か月先に売るものを出さなきゃいけない。そこのタイプスパンが合っていないんですけど、端末は端末でそれなりに、4Gがそろそろ10年を迎える中で、集大成感が出てきた。『Galaxy S9/S9+』だったり、賛否両論ありますけど、ソニーモバイルの『Xperia XZ2/XZ2 Compact』とか、『iPhone』の丸パクリ感はありますけど、ASUSの『ZenFone 5』とか、集大成感のあるものは出てきた。

『Galaxy S9』

『Xperia XZ2/XZ2 Compact』

『ZenFone 5』

石野氏

石川氏 端末に関しては2017年がピークというか、有機EL、18:9、画面が欠けたりしたものが去年出て、今年はいろんなメーカーがそれを真似した。みんな同じになりましたという感じ。だから、端末は正直、面白味がなかったという気はしますが、過去のMWCを振り返ってみると、端末も面白くなければ、未来感も一切ないわ、という年もあったので、それに比べれば良かった。

石川氏

房野氏 隠し玉みたいなものはなかったですか? Nokiaの端末が一部では騒がれていたようですが。

石野氏 Nokiaの“バナナフォン”[1]。ちょっと昔のものを今の規格で復刻するというのは、インフラの末期感があるというか、3Gの最後に2Gの端末を出すような感じというか。

Nokia『8110 Banana Phone』

石川氏 通信の進化の割に、人間は進化していないんですよ。技術的なもので感覚が刺激されるというよりも、手に馴染むものとか、昔懐かしいものは普遍的なものなので受け入れやすい。だから、ああいったNokiaの端末みたいなものもアリなのかな。とはいいつつも、去年、Nokiaは似たようなことをやった上での今年なので。

石野氏 そういう意味だとNokiaの『Android One』もそうだし、Googleが『Android Oreo Go Edition』を一斉に出していた。5Gに行く過程で、3Gすら危うい国というか、ようやく3Gで、4Gなんてまだまだという国もあって、そういうところ向けにもGoogleがスマホを普及させていこうという狙いで、コストを抑えて出しているのがGo Edition。コスト抑え目の方が主要テーマになったこともあって、今回はさすがにそこまでではなかったですけど、こういうところはMWCらしいなと。一応、両睨みでやっていくのかなと思いました。

 Go Editionを出しているのは、インドの「Lava International」とかありましたし、以前、Firefoxスマホをやっていたようなところですかね。Firefox OSは倒れちゃったので。Go Edition端末は、Androidの8.0ベースで、ばっさばさ機能を落としてRAM1GB以下で使えるようにした端末で、1万円以下で出していた。GoogleアプリもGo Editionで、機能をばっさりカットしていたり通信料節約機能がついていたり、低所得者にありがたい機能が入っている。基本的に新興国向けですけど、ZTEのGo Edition端末はアメリカでも出るようなことを言っていました。アメリカは格差が激しい国だし、日本もそうなってきているので、MVNOが出したら面白いかなとも思う。端末の二極化は進んでいる感じがしました。

『Android Oreo Go Edition』

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