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2018.03.29

カギは働きやすさと待遇の改善にあり?人材不足を解消するヒント

■実はアルバイトの労働力は余っている? すき間時間を持て余している可能性も

 無理に新しい人材を確保しようとするのではなく、今いるアルバイトの“すき間時間”をうまく活用することで人材不足を解消しようということだ。

「今人気の『Uber(ウーバー)』などでもそうですが、“すき間時間の活用”が最近のキーワードです。月1回のシフトを提出した後に思いがけず暇な時間ができた時に他店のヘルプに入って稼ぐことができると、企業・アルバイト双方にとってWin-Winになるのです。(上土氏)」

 実際、アルバイト側の希望する勤務時間と実際働いた時間には大きな差があることが同社の最新調査で明らかになっている。アルバイト中の学生600名にアンケートを実施したところ、“1週間あたりの働きたい時間”は平均24.8時間。実際に働いた時間は平均14.7時間と、平均10.1時間も少ないことがわかった。先の予定がわからないため、少なめにシフト申請しているという学生が半数以上を占めていた。

「従来は、店長さんがアルバイトに直接お願いしたり、他の店舗に電話でお願いしたりしていました。それでもヘルプが見つからなかった場合は、正社員である店長さん自身が無理して頑張ったり。

 しかし、このようなアナログなシフト管理は非効率的ですし、個人の人間関係に依存するところもあります。
さらに言うなら、“アルバイトを辞める”という概念も壊していいと思います。たとえば、『Sync Up(シンク・アップ)』では、今まで週3のペースでシフトに入っていた人が環境が変わって働けなくなった場合、月数回都合の良い時にピンポイントでヘルプとして働くことも可能になります。企業側にとっても、新人をイチから教育する時間・コストが省けていいというメリットがあります。

 このように柔軟な働き方を認めることで、人材不足解消に繋がると思っています。(上土氏)」

■アナログなシフト管理が人材不足と働きにくさの一因になっていた?

『Sync Up』ビジネスプロデューサーの藤澤氏によると、やはりシフト管理に苦労している企業が多いそうだ。また、アルバイト側にとってもシフト調整が働きづらさの一因となっていることが独自調査でわかったという。

「主に飲食・小売のアルバイト・パートを対象にインタビュー調査を行ったところ、多くの人がシフト調整を働きづらさの要因として挙げていました。シフト提出の頻度は企業によってまちまちですが、全体の約35%が“月1回”でした。

 しかし、とくに多忙な学生は、1か月後の予定もわからないことがほとんどです。学年が変わる4月は、とくに先の予定がわかりづらくシフト調整に苦労するそうです。

 今まで多くの企業では、シフト管理システムを自社で開発していました。管理できるのは、基本的にシフト希望提出までの段階。シフト提出後の欠勤・穴埋め管理は、店長さんがアナログでやっていた場合がほとんどだったようです。

 アルバイトや他店に頭を下げてヘルプをお願いするというのは、心理的負担も大きいです。個人の性格や顔の広さ、入社歴などによって“頼みやすさ”に差が出てくることもあります。

 実際に『Sync Up』を導入した企業では、“ヘルプなんてアルバイトに嫌がられるのでは”という当初の企業側の心配とは裏腹に、アルバイト側には意外と抵抗感がないようで、能動的にどんどんヘルプに入っていく実例が多く見られました。

 実家から遠方に通学している学生の場合、学校の近くでも働きたかったという理由で都道府県をまたいでヘルプに入ったり、都会の方が時給がいいという理由でヘルプに入ったり。

 直接声をかけるだけではわからない、思いがけないニーズがアルバイト側にもあるものだと感じました」

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