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2018.04.11

ニオイを気にする人は独裁的なリーダーを支持する傾向あり!?

 まさに大どんでん返しが巻き起こった2016年11月の米大統領選だが、トランプ候補に投票した人々の一部には意外な特徴があったという。それはなんと、他人の体臭が気になる人々だ。

■ニオイを気にする人は独裁的なリーダーを支持する!?

 自分や他人の体臭に敏感な人もいれば、気にならないという人もいる。ニオイに対するこうした態度は個人のパーソナリティーに影響を及ばしているのだろうか。

 最新の研究では、体臭に敏感で気分を害しやすい人ほど、権威主義的な考えを持ちやすいことが指摘されている。2016年の米大統領選でトランプ候補に投票したのはいわゆる“プアホワイト”といわれているが、加えて体臭を嫌悪する人々もまたトランプに投票していたというから興味深い。

 スウェーデン・ストックホルム大学の研究チームが先日、英国王立協会のオープン学術ジャーナル「Royal Society Open Science」で発表した研究では、オンラインで750人以上の実験参加者の政治思想と倫理観を浮き彫りにする質問に加えて、汚くて危険な“バイ菌”をどれくらい気にするかの度合いを計測する数々の質問に回答している。質問には“体臭”にまつわる質問も含まれていた。

Daily Mail」より

 収集した回答を分析したところ、他人の体臭(汗や尿のニオイ)が気になって気分を悪くする人物ほど、政治的に権威主義に傾く傾向が顕著にあらわれたのだ。こうした人々は選挙の際には独裁的なリーダーに投票する可能性が高いことになる。

「体臭に気分を害される度合いと、独裁的リーダーを望む度合いとに強固な結びつきがあることがわかりました。独裁的リーダーには過激なデモを抑止し、異なるグループをそれぞれの“持ち場”から出さないという期待があるのです。そうすることで異なるグループ間の接触を減らし、少なくとも理論的にはいろんな意味での“感染症”に罹るリスクを減少させます」と研究を主導したストックホルム大学のヨナス・オーロフソン氏は語る。

 ニオイへの敏感さは、人間が本能的に培ってきた病原菌や腐敗をいち早く検知する能力のひとつであると考えられ、我々は基本的に危険なニオイを発する物や場所からは本能的に遠ざかろうとする。そしてこの進化人類学的に獲得した嗅覚力が政治的権威主義と結びついているのである。

 そして米大統領選の前にアメリカ人を対象に行なわれた調査では実際にニオイを気にする人ほど、トランプ候補に投票する傾向が高いことが示されたのだ。今日の社会の世界的な傾向といわれている“右傾化”は、その一部は“ニオイ”の問題であるのかもしれない。

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