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2018.03.28

50代で納得できる転職をするヒント

■連載/あるあるビジネス処方箋

 今回は、前回「どう喝して部下を動かす行為は、マネジメントを放棄する行為」に引き続き、人事コンサルタントとして30年以上の経験がある佐藤政人さんを取材した。佐藤さんは昨年、56歳で転職をした。そのいきさつや面談の内容などをうかがった。

 1961年生まれで、日本電装(株)(現(株)デンソー)、UFJ総合研究所、三菱UFJリサーチ&コンサルティングなどを経て、2017年から、中央朝日コンサルティング(本社・名古屋市)に勤務。特に人材マネジメント改革や組織風土デザインを得意とする。

Q 転職のいきさつをお教えください。

 2017年8月、56歳のときに現在の会社に入社しました。自分をより高め、切磋琢磨していくことができる環境を求め、会社を変えようと思ったのです。20代の頃から携わってきた人事コンサルタントはこのまま続けていくつもりでした。

 17年5月にまず、国内最大級の会員制転職サイト(管理職や専門職などの即戦力・ハイクラス人材に特化したサイト)に登録をしました。50代の転職は、求人サイトなどで見ると、今は件数が少なくはないのです。希望する収入を下げると、件数は以前よりははるかに増えているように感じます。ただし、それなりの収入を求めると、件数は減り、求められるレベルがグンと上がるのです。

 私の場合は、幸いにも早いうちに10社以上の会社から、「お会いしたい」といったメールをいただきました。半数はコンサルティング会社です。残りはほかの業界の会社で、上場企業ではあるものの規模が大きくなく、正社員数で言えば300~500人規模が多かったように思います。大きいと、正社員は1000~2000人のところもありました。

Q 面談はどのような形で進むのでしょうか?

 コンサルティング会社からは、人事コンサルタントとして働いてほしい、といいう内容でした。ほかの業界の会社は、それぞれの人事部長や担当役員、社長などとお会いました。私は名古屋市(愛知県)に住んでいますが、都内の会社からもメールをいただきました。「スカイプを使い、面接をしたい」と急いでいるような会社もありました。

 1時間ほどの面談でお話をうかがう限りでは、いずれも業績が拡大しているのですが、人事などの態勢が十分には整っていないようでした。態勢を整え、さらにもっと広い意味での経営改革を担うリーダー的な存在になる人材を探しているようでした。

 人事の課長や部長という、いわゆるラインではなく、そこからはやや離れ、社内をふかんでとらえ、マネジメント全般の改革をしていくことを求められているように私は受け止めました。ある役員の方の言葉で言えば、「改革担当」という立場です。

Q 通常の管理職ではないのですね。私は、多くの会社員がする転職の延長戦上に、佐藤さんのようなキャリアの方は少ないように思っています。多くの人は転職を繰り返したところで、上場企業の改革担当などにはなれないと思うのです。そのあたりは、いかがでしょうか?

 確かに、私はその意味での延長線上にはいないのかもしれませんね。面談の場で改革に関するお話をじっくりと聞いていくと、これは社員として長く在籍している方では簡単にはできないのかもしれないと思いました。大きな改革をすることは、ある意味でそれまでのマネジメントなどを否定することが必要になるからです。

 お話を聞いていくと、改革担当としての成果や実績いかんでは、役員にすることも考えておられる会社もありました。そのようなこともあり、面接では役員や社長などとお会いすることが多かったのだと思います。

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