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開くと2画面に!話題のスマホ、ドコモ『M』の使い勝手を検証

2018.04.17

■パフォーマンスやバッテリー持続時間はもう一段ほしい

 チップセットには、ハイエンド向けのSnapdragon 821が採用されている。ハイエンド向けとはいえ、現行モデルではSnapdragon 835が一般的になりつつあるため、厳しい言い方をすると型落ち感がある。アプリを使っていても、ほとんど引っかかりはない一方で、画面モードを切り替える際に、わずかだが待たされている印象はある。よりパフォーマンスの高い現行のフラッグシップ向けチップセットであれば、この結果が違っていたかもしれないと考えると、少々残念だ。ただし、これはソフトウェアのアップデートで改善される可能性もある。

 また、大画面モードで表示している際に、スクロールが左右ピッタリ同時にならないことがあった。サブディスプレイ側がやや遅れて追随するように見えたが、これもパフォーマンスを向上させれば改善するような気がする。チップセットだけがすべてではないが、後継機があるとすれば、改善に期待したいところだ。ベンチマークアプリで計測したスコアは17万2509と良好。1世代前とはいえ、ハイエンド向けをうたうだけのことはある。


Antutu Benchmarkでのスコアは17万点オーバー。ハイエンド端末の面目躍如だ

 2画面モードや大画面モードにしていると、バッテリーがみるみるうちに減っていくのも気になった。当たり前ともいえるが、2つのディスプレイを点灯させていると、1つよりもバッテリーを消費する。特にディスプレイは、スマホのバッテリーを消費する要因として上位にランクインするデバイス。それが通常の2倍ということは、バッテリーの減りが速いのも納得できる。この点はメリットとのトレードオフと考え、やや暗めに設定したり、むやみにサブディスプレイを使わないなどの工夫が必要になりそうだ。


ディスプレイが倍になっているぶん、バッテリーの減りは速い印象

 Mはこれまでにないスマホということで、まだまだ粗削りな部分が多い印象だ。より洗練されたスマホになるには、もう1世代、2世代の進化が必要だと感じた。とはいえ、多少の不便さに目をつぶれば、一通りのことはこなせる。ここで挙げてきたような2画面のメリットは、他のスマホにない、いわばオンリーワンの特徴だ。現状では決して万人受けする端末ではないが、目指していた世界観は十分伝わってくる。新しいもの好きな人にはもちろん、コンテンツを大画面で楽しみたいという人にも、2台目スマホとしてオススメできそうだ。

【石野's ジャッジメント】
UI         ★★★★
レスポンス     ★★★★
バッテリーもち   ★★★
連携&ネットワーク ★★★★
アプリの数     ★★★★★
文字の打ちやすさ  ★★★★
質感        ★★★★
撮影性能      ★★★
*採点は各項目5点満点で判定

取材・文/石野純也
ケータイジャーナリスト/ライター

■連載/石野純也のガチレビュー

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