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2018.04.17

開くと2画面に!話題のスマホ、ドコモ『M』の使い勝手を検証

■連載/石野純也のガチレビュー

 かつて、NECカシオが開発した2画面スマートフォンは、その斬新さが評価された一方で、使い勝手に難があるなどの理由で、惜しまれつつも後継機が続かなかった。ただ、そのコンセプト自体は、非常に合理的で単に奇をてらったものではない。折りたたみができることで、さまざまなメリットが生まれることも事実だ。

 閉じたときは普通のスマホとして使えるが、開くと2画面ぶんになり、表示できるサイズが拡大される。2つの画面を別々に使えるのも、2画面ならではの特性といえる。そんな2画面スマホのコンセプトに再挑戦したのが、ドコモとZTEが共同で開発した「M」だ。Mは単にかつての2画面スマホを再現しただけでなく、狭額縁やマルチウィンドウなど、最新の技術を盛り込み、使い勝手を高めている。


ドコモとZTEが共同で送り出す2画面スマホの「M」

 国内販売のみで終わってしまったかつての2画面スマホとは異なり、ZTEがグローバルで販売することを前提にしている点も新しい。企画を担当したドコモがロイヤリティを得られる契約になっており、同社の収益源になるのはもちろんだが、ユーザーにとっても、アプリやアクセサリーの流通量が増えるのは歓迎できることだ。Mは機能だけでなく、ビジネスモデルまで含めて過去の問題点を洗い出し、その解決を目指した端末といえるだろう。

 とはいえ、2画面スマホというと、どうしても“イロモノ”というイメージを持たれがちだ。2つの画面があると、本当に使い勝手がよくなるのか。それを確かめるべく、Mの実機を使ってみた。

■やや厚みはあるが、閉じれば普通に片手操作可能

 2画面スマホといっても、閉じたときは普通のスマホと変わりはない。片手で持ってタッチパネルで操作するという点は、まったく同じだ。気になるのは、その厚み。極力薄くすることを意図して開発されてはいるものの、やはり一般的なスマホと比べると、すぐに厚みが分かる。数値にすると、12.1ミリ。10ミリアンダーが当たり前になった今のスマホと比べると、やはり厚く、一昔前のスマホといった印象は受ける。


閉じると普通のスマホのように片手で使える

 とはいえ、それは2画面とのトレードオフだ。また、厚いことは厚いが、それによって持ちづらかったり、操作しづらかったりといったことは少ない。厚みに手を取られてしまうぶん、右手で持った際に画面の左上に指が届きにくいのは難点といえるかもしれないが、文字入力をしたり、スクロールしたりする操作は、特に問題なく行える。折りたたみ時には、向かって右側にヒンジが現れるが、これも丸みを帯びているため、手にしっかりフィットする。

 
ヒンジは右側に搭載。厚みは通常のスマホ以上だが持ちづらいことはない

 少々気になったのが、指紋センサーの位置。ヒンジが右側に搭載されている関係上、Mはすべてのボタンが左側面にある。指紋センサーは電源キーと一体化している形だ。この指紋センサーに指を当てる際に、親指を当てようとすると、左手で持つ必要が出てくる。右手で持ったときのために右手の人差し指を登録しておけば済む問題だが、一般的に指紋センサーが側面にある場合、右側に搭載されていることが多いので、ここには少々戸惑った。


指紋センサーは左に。右手で持つと、人差し指が当たる場所だ

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