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2018.04.10

自虐ネタで失敗を笑いに変える人が成功するワケ

「笑い」が健康にもたらす好影響が昨今よく指摘されているが、ひと口に笑いといってもさまざまな種類がある。では特にどういった笑いが健康に資するのだろうか。意外なことに最新の研究では“自虐笑い”が健康に良いという。いったいどういうことなのか?

■“自虐笑い”はソーシャルでユーモアに優れている

 何を見て何を聞いて笑うのか? 少し考えればそこにはさまざまな種類の笑いがあることに気づかされる。そしてどんな笑いが好まれるのかは、それぞれの地域の文化的な要素も左右しているようだ。

 面白い表情やアクション、滑稽なモノマネやギャグなどももちろん愉快だが、ちょっと毛色の変わった笑いに“自虐笑い”がある。自分の失敗談や勘違いなど、自分で自分を笑いものにすることだ。自分を貶める行為のようにも見えるが、最新の研究ではこの“自虐笑い”こそが心身の健康を高めるものであることが指摘されている。この不思議なメカニズムの鍵となっているのは“ユーモア感覚”にあるということだ。

 スペインの研究機関であるMind, Brain, and Behaviour Research Centre(CIMCYC)の研究チームが先ごろ「Personality and Individual Differences」で発表した研究では、自虐的なジョークをよく発している者は幸せな人物であることを報告している。


Daily Mail」より

「自虐的なユーモアを表現する傾向のある人物は、幸福感などのメンタルの健康と社交性の程度が高いことが観察できました」と研究を主導したジョージ・マリン氏は語る。“自虐笑い”を口にする人ほど、実は社交性が高くユーモアに溢れているのである。

 しかしながらこの傾向は、属している文化圏による影響が強いことも指摘されている。文化によっては“自虐笑い”は恥ずべきものであると受け止められる場合もあるのだ。いわゆる“冗談も言えない”文化ということになるだろうか。少なくとも今回の研究が行なわれたスペインや、この研究結果に頷けるメディアが多いイギリスの社会では“自虐笑い”はユーモアとして受け止められていることになるのだろう。今後研究チームはこうした文化的な差異にも考慮した上で、さらに「笑いと健康」についての研究を深めていくということだ。

 自分にとって外の対象や出来事を笑いものにする人に比べて、自分で自分を笑いものにする“自虐笑い”傾向の人物は、少なくとも怒りを静めることに長けているということだ。いわばより自分を客観的に見ることができるということだろう。

 もちろん笑えない“自虐ネタ”もあるとは思うが、それでもこうした自虐的な話は当人以外は直接傷つける可能性が低いため、確かにソーシャルな言動ということになるのかもしれない。当人のメンタルの健康に寄与して、加えて周囲を笑わせることができるとすれば“自虐笑い”はまさに一石二鳥の優れた笑いだったということになるのかもしれない。

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