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2018年末に実用放送開始!8Kテレビ普及に向けた期待と課題(2017.09.30)

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■連載/折原一也のAudio&Visual最前線

 次世代のテレビ、8Kテレビが2020年の東京五輪に向けて着々と準備が進められている。4Kテレビも普及途上にあるなか、8Kテレビのハードウェアだけでなく、放送・コンテンツ制作体制の準備と、8K普及の見通しはどうなっているのだろうか?

●シャープが送り出す世界初の8Kテレビ「AQUOS 8K LC-70X500」

 シャープが昨年8月31日、世界初の8K解像度パネルを搭載した8K液晶テレビとして「AQUOS 8K LC-70X500」を発表、12月からオープンプライス(約100万円)で発売された。今、薄型テレビの4K化が進むなかで、日本のシャープが8Kの民生向け製品で一歩先行した形となった。


シャープの世界初の8K解像度パネルを搭載した8K液晶テレビとして「AQUOS 8K LC-70X500」を発表


トークショーに登壇したアスキーの末岡氏、SKE48の松村香織さん、シャープで8Kを担当する高吉氏、高倉氏

 なぜ、シャープの8Kテレビ「AQUOS 8K LC-70X500」が今、登場することになったのだろうか。

 家電、放送、そしてハリウッド映画までを見渡しても4Kの撮影・放送システムの普及が始まった段階だが、その一歩先とも呼べる「8K」が早くも語られ始めているのは、NHKの進めていたスーパーハイビジョンの高精細・高度化の枠組み、そして2020年の東京五輪を8Kで放送という具体的なスケジュールがすでに決定しているためだ。

 目下、2018年12月に既存の衛星と新たな衛星による新電波それぞれで8K/4K放送が開局するなかで、NHKによる「NHK SHV 8K」のみが実用8K放送として放送がスタート。8Kは遠い未来と思いがちだが、来年にはお茶の間のテレビに8K実用放送が届けられることになる。

 
2018年より8K実用放送が開始予定

 シャープの8Kテレビ「AQUOS 8K LC-70X500」の登場は、来年に迫った8K実用開始を受けた形になるが、8K放送が本当に普及するのかは、現実味を持って語られていない段階というのが実際だ。

 4Kの開始については海外でも衛星放送や導入が始まり、また規格の制約がなく足の速いIP放送では普及も始まった。だが、8Kとなるとハードルは相当高い。海外の家電ショー、放送機器展を見ても「8K」という言葉が踊るのは、シャープやプロフェッショナル用機材を開発する日本の一部出展のみで、海外では追随の動きはない。

 シャープが業務用8Kモニターを販売できたのも、8K推進の当事者であるNHKが番組制作で利用したり、全国NHK放送局のパブリックビューイングで利用する需要があったためだ。

 それを一気に「AQUOS 8K LC-70X500」という形で、一般のユーザーでも購入できる民生品として落とし込むことができたのだから、シャープの8Kへの本気度は並々ならぬものがある。

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