■確定申告が必要になる場合にやるべきこと
これから副業が推進されるにあたり、会社員でもアルバイトなどで一年に20万円より多く稼ぎ、確定申告が必要になることもあるだろう。確定申告のおおまかな流れは次の通りだ。
2017年(平成29年)分の申告期間は、2018年2月16日(金)〜3月15日(木)である。
1.必要書類の収集
・副業に関わる支払調書や源泉徴収票、及び領収書など
・社会保険料、生命保険料、地震保険料の控除証明書など
・医療費控除を受ける場合は医療費の領収書など
2.確定申告書の入手及び記入
a.税務署で紙の書類をもらって手書き
b.申告会場で手書き
c.国税庁のHPよりテンプレートをダウンロードしてExcelに入力
d.国税電子申告・納税システム e-Taxで入力
3.書類提出、郵送、もしくはデータ送信
4.納税
詳細は国税庁の「平成29年分 確定申告特集」を参照しよう。
取材協力
本間慶喜氏
本間慶喜税理士事務所 所長・税理士
東京ロンドンシンガポールの外国為替市場で通貨オプションの取引に従事し帰国後、税理士資格を取得。宅地建物取引士、CFPなどの資格と融合し総合的なマネーコンサルティングを提供している。
取材・文/石原亜香利