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2018.02.07

ファストフード店が少ない地域の住民は痩せている?

 ハンバーガーチェーンやピザチェーン各社の業績の好調が伝えられているが、ファストフードに代表される高脂肪、高カロリー、砂糖と塩を多用したメニューに長期的な免疫系へのリスクがあることが最新の研究で指摘されている。

■ウイルスとジャンクフードは同じ脅威!?

 インフルエンザをはじめとする感染症から身を守る最後の砦になっているのが、我々の身体が持っている免疫システムである。

 風邪のウイルスなど何か“ヤバそう”ものが体内に侵入してきた場合、これと戦うため血中の白血球が増えるなどして身体の免疫力が高まる。こうして感染症から身を守るわけだが、この勝利の体験は“戦歴”として身体が学習することが確認されている。次に同じウイルスが来た場合は“初対戦”の時よりもいち早く免疫システムが作動するのである。

 であれば常に身体の免疫力が高い状態にあればいいと考えてしまうのも無理はないが話はそう簡単ではない。免疫システムが発動している状態は、身体が一種の“炎症”を起している状態であり、この状態が長く続けば血管や臓器に少なからぬダメージを与えるのだ。そしてなんと高脂肪・高カロリーなファストフードなどの食事は、まるでウイルスに侵入されかのように免疫システムが作動してしまうことが最新の研究で報告されている。


Science Alert」より

 ドイツ・ボン大学の研究チームが先日、学術ジャーナル「Cell」で発表した研究では、マウスを使った実験で高脂肪・高カロリーな欧米型の食事で身体の免疫システムが作動して炎症状態になり、動脈硬化などを引き起こしやすくなることが指摘されている。さらに厄介なことに、この体験を学習することで免疫系のプログラムが“書き換えられる”というのである。

 具体的には高脂肪・高カロリーなな食事でコレステロール合成が高まり、炎症に関係するタンパク質の複合体であるNLRP33を介して免疫システムが遺伝子レベルで書き換えられてしまうということだ。遺伝子レベルの再プログラムであることから、いったん書き換わってしまえばすぐには元に戻ることはない。

 いわば身体はファストフードを食べることとウイルスの侵入を同じ“脅威”であると判断していることになる。そして遺伝子レベルでの変化も伴うことから、人生の早い時期(幼児期・幼少期)の健康的な食習慣の形成がますます重要視されてくる話題だ。

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