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2018.02.07

旅の思い出になるいいホテルの絶対条件

旅の思い出となる良いホテルの絶対条件はなんと○○だった!

 最近はあまりに目にすることがなくなったかもしれないが、下町の商店街などでは店の焼き台の上のウナギを店主が団扇で必要以上に(!?)煽って、食欲をそそる匂いと煙を周囲にふりまいているという昔ながらの光景がある。これは「匂いマーケティング(scent marketing)」という販売促進の手法だ。食べ物に関しては絶大な効果を発揮する匂いマーケティングだが、実はさまざまなビジネスで匂いマーケティングが広く用いられて有効に働いている。その中には一見かなり意外な業種も含まれているのだ。

■意外過ぎる良いホテルの条件

 食品店や飲食店以外でも、現場の購買客に大きな影響を与える“匂い”はさまざまな業種で活用されている。気づくと気づかざるとに関わらず、デパートからスーパーマーケット、自動車販売のショールームまで、来店客の気分に働きかける匂いが“仕掛けられて”いる。匂いマーケティングが積極的に実施されている業態の中でも、見過ごせない(嗅ぎ過ごせない!?)効果を発揮しているのがホテルであるという。

 インドの研究者、シューバン・チャタジー氏がマーケティング情報誌「International Journal of Trade and Global Markets」で発表した研究によれば、ホテルの経営において従来の美観を重視したマーケティングよりも、ロビーや客室の匂いが重要であることを指摘している。ホテル滞在の楽しさを演出するうえで、匂いは鍵となる要素であるということだ。

旅の思い出となる良いホテルの絶対条件はなんと○○だった!
Well Being」より

 インド・コルカタ(カルタッタ)の高級ホテルの宿泊客に対して行なわれた調査によって、宿泊客の41%が良いホテルの条件に匂いをあげていることがわかった。滞在の満足度を占う要素として、施設の設備や料理、接客よりも匂いが重要であるという驚きの調査結果が導き出されているのだ。

 しかも匂いの持つ効能として、思い出に深く関わっていることがわかっている。以前に行なわれた研究では、記憶を呼び起こす要素の35%が匂いであるという。一方でビジュアルはたった5%で、音声は2%、手触りなどの触覚は1%であるという。文字通り“懐かしい匂い”は考えている以上に多いということになる。

 したがって、匂いの良いホテルに滞在した体験はよい思い出になって比較的頻繁に思い出され、また泊まりたいという気持ちにを起させリピーターになりやすくなるのである。ロビーの匂いも印象的なものになるが、特に清潔なシーツの匂いは多くの人にとって食べ物の匂いに勝るとも劣らない幸せな匂いであるということだ。匂いがもたらす影響は、ビジネスをはじめとしてさまざまな分野でヒントになるのではないだろうか。

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