
いよいよバレンタインデーも近づいてきた。意中の男性へ渡すだけでなく、「自分へのご褒美」や「SNSにアップするため」に買う女性が増え、さらに母から息子にあげる「ママチョコ」という言葉まで登場するなど、そのすそ野は広がっている。このトレンドに対応すべく、メーカー側も知恵を絞って様々な商品を投入している。
若い女性には、高級ブランドのチョコレートがもてはやされる一方で、「変わり種」と呼べそうな一部の商品も人気だ。今回はそうした商品の中から、特にインパクトのあるものを幾つか紹介したい。
■『LOVEきつね』(大澤屋)
日本三大うどんの一つである水沢うどんの名店が、バレンタインデー限定商品として売り出したのが、ハート型の大きなお揚げと、(うどんを素材にした)赤いハートのトッピングがかわいいきつねうどん。
「感謝」や「ありがとうの気持ち」といったメッセージの入ったカード付きで、上司・同僚への日ごろの感謝のしるしにうってつけ。価格は、1人前の半生うどん、お揚げ、つゆの個装が、ハートマークのついた袋に入って730円(税込)。他に2人前や本州圏内なら送料無料となる3個入りセットまたは5個入りセットもある。
■『HOTガラマーチャ』(大澤屋)
大澤屋のもう1つのバレンタインデー向け商品が、このカレーうどん。「1年で一番刺激的にして欲しいから」というコンセプトで開発され、「激辛好きでも覚悟が必要」な辛さだが、秘伝のだしが隠し味として効いているのがポイント。具として皮付き豚バラ肉を使い、真紅のハートのトッピングもついて、ゴージャスな雰囲気を醸し出している。
価格は、1人前の袋入り半生うどん、レトルトパックのカレーソースが専用パッケージに入って950円(税込)。こちらも、本州圏内なら送料無料となる5個入りセットがある。
■『忖度DECOチョコ』(ヘソプロダクション)
流行語となった「忖度」ブームに乗って、2017年6月の発売以来10万箱を販売したヒット商品『忖度まんじゅう』シリーズ。そのシリーズの最新作となるのが、チロルチョコ9個セットのその名も『忖度DECOチョコ』(税込864円)
義理チョコ度100%ながら、もらった相手をほっこりさせること請け合い。近所のスーパーに陳列される定番チョコとは、少し毛色の異なる一品を探しているなら、これがベストかも。板チョコバージョンの『チョコっと忖度さくらチョコレート』(税込378円)もあり、予算に合わせて買い分けよう。販売地域は、関西の一部土産店に限定されるが、楽天などネット通販でも購入できる。