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2018.02.08

急成長を続けるVOD市場で覇権を握るサービスは?

動画コンテンツ市場が伸長している。一般財団法人デジタルコンテンツ協会が刊行する「デジタルコンテンツ白書 2017」によると、DVDやBDといった映像ソフト市場が下降線をたどる一方で、動画配信サービス(VOD)のニーズが拡大。市場規模は、ここ5年間で2倍以上に成長。2021年には2570億円に達すると予測している。

市場成長の理由と目されるのが、スマートフォンやインターネットの普及、また2015年度より相次ぐ大手企業の参入だ。『hulu』『U-NEXT』『NETFLIX』『Amazonプライム・ビデオ』『dTV』『DAZN』など、様々なVODサービスがひしめく中、NTTドコモ(以下、ドコモ)は、2018年1月より、新たな映像配信サービス『dTVチャンネル』をスタートさせた。

『dTVチャンネル』は、番組の途中でも最初から視聴できる「スタートオーバー」、配信後でも視聴ができる「見逃し視聴」にも対応した、定額制見放題の多チャンネルサービス。日本初提供の「ソニー・チャンネル」、「ディズニージュニア ライト」をはじめ、30以上の専門チャンネルが視聴可能。また配信映像は、すべてスマートフォンやタブレットで楽しめる。

 すでに『dTV』、『dアニメストア』、『DAZN for docomo』などの動画配信サービスを展開しているドコモが、『dTVチャンネル』をスタートさせたことについて、NTTドコモの山下智正さん、チャンネルのセレクションなどを担当したアイキャストの安西浩樹さんに話を聞いた。


左から)
NTTドコモ コンシューマビジネス推進部 山下智正さん
アイキャスト サービス本部編成部 安西浩樹さん

――まず現在のVOD市場と『dTV』についてはどうお考えですか?

山下智正さん(以下、山下):近年のスマートフォンと高速な通信規格4Gが普及したこと。それを背景に様々なVODサービスが国内に参入したことで、VOD市場全体がようやく盛り上がりはじめたと感じています。『dTV』は本来スマートフォンでの視聴を想定したサービスですが、最近ではテレビで『dTV』を視聴するユーザーの割合がどんどん伸びています。

――2007年頃、日本ではテレビを媒介にしたVODがスタートしましたが、非常に苦戦していた印象があります。現在は逆転現象が起きている?

山下:「見逃し視聴」など、テレビ番組がスマホで視聴できるようになったことが、テレビでVODを楽しむユーザーが増えた要因のひとつではないでしょうか。そして何よりも重要なのが、快適な視聴環境の整備です。ドコモでは2020年に4Gよりも高速な通信規格5Gをスタートさせる予定です。通信規格が3Gから4Gに切り替わった時にVODの需要が伸びたことを考えれば、5Gの登場によってさらなる市場の拡大が見込めます。

――『dTVチャンネル』をスタートさせた意図を教えてください。

山下:多チャンネルサービスに興味を持っている世帯は、5000万世帯のうち2000万世帯程度。そのうちの半分は、すでにユーザーになっていますが、残り半分は利用にいたっていないのが現状です。弊社の調査によると、多チャンネルサービスを利用しない一番の理由は、利用料の高さ。次に契約にかかる手間と、特別な機器が必要になる点が新規ユーザー獲得の障害になっています。
現在多チャンネルサービスの月額料金は2000~4000円が一般的なのに対して、約12万作品が見放題の『dTV』は月額500円(税抜き)。スマートフォンさえあれば、VODサービスが楽しめます。しかし、これ以上の楽しみを提供していくには、500円ではまかないきれない部分もある。そこでエントリー層向けの多チャンネルサービスとして30以上の専門チャンネルを揃える『dTVチャンネル』をスタートさせました。

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