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2018.02.05

これぞ音楽の民主化!ファレル・ウィリアムスも注目する電子楽器メーカー『ROLI』が目指す道

 ジャンルを問わず音楽好きを自認する人はかなりの数に上るが、実際に自分で楽器を弾いて音楽を楽しむ人の数はぐっと少なくなる。それは、個々の楽器固有の演奏法を理解して、弾くことが面白いと感じられるようになるまでに壁があり、そこからさらに弾きこなして自分なりの表現ができるところまでいこうとしたときに、もっと大きな山があるためだ。

 新次元の電子楽器メーカーであるROLI(ローリ)は、よりアクセシブル(手の届く価格で、基本的な演奏を気軽に行える)で、かつ、よりエクスプレッシブ(表現力に富み、プレーヤーの創造性に応えられる)という相反する特性を両立できるモジュラーなミュージカル・インスツルメント、BLOCKSを作り出した。

 日本の禅寺で修行した経験を持つCEOの「音楽の民主化」への想いが込められたBLOCKSは、いったいどのような楽器なのだろうか?

■名曲"Happy"の生みの親も注目するROLIのミッション

 ROLIの製品は、もしアップルが楽器メーカーだったら、こういうまとめ方をしたのではないかと思えるほど、その革新性、品質、デザインへのこだわりにおいて、群を抜いている。

 特に、シンプルでありながら謎めいたところも感じられる外観は、禅や「侘び・寂び」の精神に共感を覚えるというROLIのCEO、ローランド・ラム氏の志向性が色濃く反映されたものだ。

 幼い頃からピアノに親しみ、十代~二十代を通じて、世界各地で様々な経験を積んだラム氏は、著名なイギリスの美術学校、ロイヤル・スクール・オブ・カレッジ(RCA)時代に新しい電子楽器の着想を得て、仲間を募り、2009年に自ら起業してSeaboardの開発・販売を行うようになった。

 ラム氏は、様々なジャンルのミュージシャンとも親交が深く、"Happy"の世界的大ヒットでも知られるファレル・ウィリアムスが、2017年の秋にROLIのCCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)に就任したことも、音楽の力を信じ、その可能性を追求しようとする同社の姿勢に共感したからにほかならない。


談笑するCEOのローランド・ラム氏(左)と、全世界で大ヒットした"Happy"のシンガー/プロデューサーで、2017年秋にROLIのCCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)に就任したファレル・ウィリアムス氏。

 ジャズピアノプレーヤーでもあるラム氏は、ピアノがキーを叩く力の強弱による表現が中心でキーとキーの中間的な音が出せないのに対し、より微妙な演奏法に対応する弦楽器や管楽器が連続的な音の変化も作り出せることを羨ましく感じていたという。

 Seaboardは、一見するとキーボードだが、独立したキーを持たず、全面が滑らかに波打つシリコーンのサーフェスで覆われている。その表面は、指で叩くストライク、押し込むプレス、押したまま左右に揺らすグライド、押し込んだ指を離すリフト、タッチして前後に動かすスライドの5つの操作法(5ディメンション・オブ・タッチ)に対応し、これらを組み合わせることで、あらゆる楽器の音色だけでなく、演奏そのものを高いレベルで再現することができるのである。


キーボードスタイルのユニットは、Seaboardと呼ばれ、鍵(キーウェイブ)の数や拡張性の違いによって4バリエーションある(これは、25キーウェイブを持つSeaboard RISE 25)。全面がシリコーン系の素材で覆われた鍵盤は滑らかに波打ち、トーンとトーンの間の音も自在に出すことができる。

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