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2018.02.16

振り返り、深く思考し、冷静に分析し、勝利を手にする羽生結弦の5つの思考法

振り返り、深く思考し、冷静に分析する。この繰り返しから、羽生結弦選手の思考法は生まれた。アスリートとしての心構えだがビジネスパーソンにも響く、5つのメソッドを紹介しよう。

羽生結弦

Method 1「言葉にして宣言する」

 少年の頃から、「勝ちたい」「オリンピックの金メダリストになりたい」と宣言してきた。

「僕は、『勝ちたい』ということでプレッシャーを自ら作る。そこで負けたら格好悪いから、もっとがんばれる。考えただけじゃ人間の脳って忘れるけれど、言葉にすれば、負けた時の屈辱も味わえるし、実現した時の喜びも違う。そういうモチベーションでやっていかないと実現しない」

 自ら語ってきたこのメソッドは、今季、4回転ルッツの成功にも生きた。グランプリ初戦となる昨年10月のロシア杯。公式練習での4回転ルッツの成功率は1割程度だったが、ショートで2位発進となった後、こう話した。

「誰もが4回転ルッツを期待すると思う。ノーミスの演技をする期待とプレッシャーを受け止めて、その気持ちに逆らわずに明日に向けて過ごします」

 迎えたフリー。冒頭の4回転ルッツを勢いよく踏み切ると、見事に4回転して着氷した。
「いろいろなことに挑みながら、すごく緊張して脚クタクタになるまで滑ることの幸せを、今回すごく感じながら試合をやれました」

Method 2「ちゃんと考えて、課題を見つけて取り組めば、壁を越えられる」

 4年前のソチ五輪シーズン、羽生はパトリック・チャン(カナダ)の背中を虎視眈々と追っていた。 シーズンインの時点では、チャンは3年連続の世界王者で、羽生は若き挑戦者。奇遇にもグランプリ2戦ともチャンと対決するエントリーになると、「チャンに勝てば世界一」と考え、追いつくには何が必要かを分析していった。

 初戦のスケートカナダでは、「絶対にパトリックに勝ちたい」と強く考えすぎた。気を取られたまま、本番もジャンプをミスし、チャンに約30点差での2位に。

「周りを見すぎて、自分が見えていなかった。自分に集中しないと」

 そう期して挑んだ2戦目のフランス杯は、ショートでノーミスの演技を見せ、自己ベストを更新。会見では首位発進となったチャンの発言を聞き、得点差は何だったのかを考えた。しかし、フリーでは4回転のミスがあり2位に。

「ショートは集中できたけれど、フリーは無意識に点差を考えていた。もう、対パトリックということは考えなくていい。自分の演技をすれば絶対に勝てる」

 その決意が、グランプリファイナルで羽生を突き動かす。ショートはパーフェクト、フリーも生まれ変わったような力強い演技を見せると初優勝を決めた。

「パトリックのお陰で、今季、成長しきれました」

 この自信は、そのままソチ五輪の舞台へとつながっていった。

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