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2018.02.28

メンタルコーチが解説!羽生結弦に学ぶ自分をバージョンアップする体験学習サイクル

DIME3月号の特集「羽生結弦 勝利のメソッド」では、羽生選手のメンタリティについてさまざまな角度から分析・解説を行っている。この特集にご登場いただいたメンタルコーチ/ファシリテーターの小田桐翔大さんに、私たち一般ビジネスパーソンにも大いに参考になる「体験から学ぶ力」について解説していただいた。

羽生選手は、圧倒的な実績がありながらも変化を恐れず、成長し続けている選手だと思います。常に自分をバージョンアップし続けられるのは、体験から学ぶ力がとても高いからではないでしょうか。体験したことをしっかりと振り返って、学びを抽出し、次の体験に適用する。そのサイクルを非常にうまく回すことができていると感じます。

羽生選手の過去のインタビューコメントで印象的なのが、大きな大会で優勝した直後に課題や改善点について述べたり、また成績が振るわなかった大会でもうまくできたことや確かめられたことなどを前向きに語っていたりしていることです。結果だけにとらわれた「全か無か」の思考ではなく、プロセスに目を向けて客観的に振り返ることができている。それが、羽生選手が進化し続けている要因のひとつだと思います。

この「体験から学ぶ」というプロセスは、1980年代にアメリカの組織行動学者デイビッド・コルブによって理論化され、現在も多くの企業の人材育成の場で活用されています。そのコルブの理論を土台とした「体験学習サイクル」を解説したいと思います。図のように「01 体験」を「02 振り返り」、振り返りで認識した事実を「03 一般化」し、一般化で得られた学びを次の体験に「04 適用」します。

身近な具体例を「体験学習サイクル」に当てはめると次のようになります。

(体験)「スマホを見ながら歩いている時に、つまずいて転んだ」

(振り返り)「何が起こっていたか?」
      「スマホに集中していて、足元の石の存在に気づかなかった」
 ↓
(一般化)「そこから何が学べるか?」
     「歩きながらスマホに集中するのは危ないってことを学んだよ」
 ↓
(さらに一般化すると)「移動中に他のものに集中するのは危ないってことを学んだよ」
 ↓
(適用)「次からはどうする?」
    「次からは、歩きながらスマホを操作するのはやめる!」
 ↓
(さらに適用の範囲を広げると)「車の運転中にも、他のものに集中するのはやめる!」

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