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2018.01.29

オリンピック開催で浮上する農畜作物の国際認証「グローバルGAP」問題

〝GAP問題〟

 国産の野菜、そう聞くと安心だという人は多いだろう。しかし、日本と世界では安全に対する意識が全く異なる。世界では第三者による安全の確保=国際認証取得が必須となりつつあるのだ。

 今年初め、自民党の小泉進次郎氏も「国産=安心・安全というのは国内では通用しても、世界ではそれを証明しないといけない」と発言している。2020年のオリンピックでの食の提供を見据え、国際認証の必要性を訴えたのだ。そんな国際認証のひとつが「グローバルGAP」。GAPとはGood Agricultural Practicesの略で、適正な農業の実践のこと。つまり、生産工程の管理を徹底し、異物混入を防ぐなど、食品衛生の観点からトラブルを防止する。現在、120か国以上、約19万件の認証実績を持つ。

 目下、日本の国際認証取得農家は1%にも満たない。この現状を危惧するのは国際認証取得を推進するファーム・アライアンス・マネジメントの松本武氏。

「日本では品質に対する考え方が非常に遅れています。すでに海外の流通では、国際認証の取得によりリスクコントロールするのが当たり前なのです」

 GAP問題は農家だけでなく、日本全体の課題といえそうだ。

〈DIMEの読み〉
第三者による客観的な安全の確保が、競争を生き抜く武器であるなら、農業はもちろん各方面での国際認証取得の需要はますます高まりそうだ。

五所川原農林高校
小泉進次郎氏(自民党農林部会長・当時)は2017年1月、日本の高校で初めてグローバルGAPを取得した青森県の五所川原農林高校を訪問。http://ameblo.jp/koizumi-shinjiro/

九州の西鉄ストア
2015年11月から国際認証規格グローバルGAPを得た農産物の取り扱いを始めた九州の西鉄ストア。専用売り場を設けて農家の後押しをしたいという。http://nishitetsu-store.jp/

文/編集部

※記事内のデータ等については取材時のものです。

 

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