
いまや様々なジャンルの商品・サービスが展開されているクラウドファンディングだが、旅行・出張に役立つアイテムも多数見かけるようになった。今回は、そうしたトラベル系の製品の中でもポーチ・ウォレットに絞り、「これは」と思う5品を紹介する。
旅行に必要なバスグッズ(シャンプー、ひげ剃り、コスメ等)を衛生的に収納することに特化したのが、このポーチ。米国の新興メーカーGRAVELが、Kickstarterで約16.5万ドルを集める成功をおさめた話題の製品である。現在は日本の販売代理店(株)ハンズエイドがクラウドファンディングMakuakeにてサポーターを募っているが、既に目標額の300%を超える支持を得ている。
GRAVELの旅好きな創業者が、既存のトイレタリーバッグの使い勝手の悪さをなんとか改善したいと考え、100人のモニターの意見を聞いて開発された製品だけあって、妥協のない使いやすさ、収納力・耐久性が実現されている。サイズは普通のポーチとさほど変わらないが、例えば以下のアイテムが収納できる。
爪切りと歯ブラシが一緒になるといった不衛生を避けるため、ファスナー開閉式のポケットが6つも設けられている。長い電動歯ブラシも(ブラシ部分を抜いて)入れることができ、1週間程度の旅行なら、携行するサニタリー系小物は全てしまっておける。耐久性についても「生涯保証」の強さを誇る。
筆者が、冬季の出張に持参するもの(下の写真)が入るか、収納力について試してみた。定宿にはシャンプー・リンスが備え付けられているので持参していないが、シェーバーという結構大きなものや、マイ箸のような長いものもある。
マイ箸は斜めに入れ、使い捨てカイロの大きい方は二つ折りにする必要はあったが、全て収まった。「次世代のトラベラーアイテム」という謳い文句に偽りなしだと思う。