人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2018.02.10

日本に最初にメガネを紹介した人物はフランシスコ・ザビエルだった!

 メガネには、世界三大生産地がある。デザインやブランドのイタリア、低コストで大量生産の中国に並んで、技術の日本がランクイン。その日本のメガネ生産の9割以上が福井県鯖江市に集中している。鯖江市は、1980年代に世界初のチタン製メガネフレーム製造技術を確立したことで知られているが、実は視力補正用高屈折偏光レンズにおいても世界シェアナンバーワン。接合や研磨の分野でも、世界トップクラスの技術を多数所有しているのだ。

◆メガネが知的に見える理由

 メガネをかけていると「ちょっと知的な印象」と受け取られることが多いようだが、実はそれには歴史的な背景がある。それは、13世紀後半に誕生したメガネが、1448年のグーテンベルグの印刷術発明をきっかけに普及した過程にうかがうことができる。印刷物などの活字文化の広がりはメガネを必要とする人を増やし、その結果メガネ職人も増えてメガネを手にする人も増加。それでも、透明度の高いガラスは庶民には高根の花で、持てる人は限られていた。文字を読めることと、高価なメガネを持てるのは裕福さの証でもあったことから、「メガネ=知的」という認識が培われたようだ。

 日本にメガネを紹介した人物は、あのフランシスコ・ザビエルであることをご存じだろうか。その後、同じ宣教師のフランシスコ・ガブラルが近視用メガネをかけて織田信長に会いに行った所、それを見た人々は「バテレンには目が四つある」と大層驚き、城下だけでなく遠隔地からもその姿を一目見ようと大勢の人が押し寄せたという記録が残っている。

 新しいもの、珍しいものへの好奇心は、信長だけでなく城下の人たちにも及んでいたのだ。日本で本格的にメガネが作られるようになったのは明治時代。政府の勅命を受けた技術者の朝倉松五郎がヨーロッパで機械式レンズ製造技術を学び、福井県でメガネ製造を開始した。

 そして、現在のメガネ市場の成長をけん引しているのが、ファッションアイウェアとしての役割。海外のメーカーに大量発注して製造コストを抑えることで低価格が実現し、ファッションに合わせてメガネをかけ替えることが可能になった。視力矯正という不便を解決する手段ではなく、オシャレのひとつとして楽しむという新たな層が生まれ、実際に、2015年3月のマイボイスコムによるネット調査では、8割以上の人がメガネを保有しており、全体の半数以上が2本以上所有しているという結果になった。今や知性だけでなく、かわいらしさや親しみやすさも演出できるものになってきているようだ。

日本にメガネを紹介した人物とは?

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2018年11月16日(金) 発売

DIME最新号の特別付録は「ゴルゴ13」のオリジナル万年筆!大特集は「2018年ベストヒットランキング」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ