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2018.01.28

ゲームクリエイター日野晃博氏が語る『妖怪ウォッチ』の未来

『レイトン教授』『イナズマイレブン』、そして国民的コンテンツとなった『妖怪ウォッチ』。数々の話題作を生み出し、ゲームを中心にアニメ、映画、漫画、オモチャなどヒットを連発する日野晃博氏。第一線のクリエイターであると同時に、300人のスタッフを率いる経営者でもある。エンタメ界の寵児は今、何を考えているのか?

日野晃博インタビュー

◎今度の『妖怪ウォッチ』は『仮面ライダー』風!?

「えっ、ここでジャンプですか? 運動も全然していないから、うまく跳べるかなぁ(笑)」

 時代の寵児と言われる49歳のゲームクリエイターは部下や秘書を前にこう照れ笑いしながらも、上の写真のようにパッとジャンプして、まるで少年のような素顔を見せてくれた。

 日野氏が製作総指揮、原案・脚本を担当した『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』は劇場版として4作目となる。『妖怪ウォッチ』が世に登場してから5年がたつが、ゲームに漫画やアニメ、映画と常に多くのメディアで露出していることもあり「登場からもう5年もたったのか」と思えるほどフレッシュなコンテンツであり続ける。今もなお小学生から絶大な人気を誇っている。

 そんな盤石なコンテンツでありながら、最新作には「劇的な試み」が加えられている。今作の舞台は、現在放送中のアニメの世界の約30年後。主人公も代わり、ジバニャンなどおなじみの妖怪のキャラクターデザインも一新された。さらに、あの『ゲゲゲの鬼太郎』とのコラボを果たした。

「今作では、『妖怪ウォッチ』というテーマの中で、どこまで大人が楽しめるようなエンターテインメント性を出せるかということを考えました」

 日野氏は『妖怪ウォッチ』を一回りも、二回りも大きな存在にしようとしているのだ。

「『妖怪ウォッチ』は、これから先何年も、世の中に愛され続けてほしい。ただし、ずっと同じ内容ではなく、その時代、その時代にあった変化を遂げてもいいと思っています。そういった意味で僕が尊敬しているのが『仮面ライダー』なのです」

『仮面ライダー』は1971年に石ノ森章太郎の原作で世に登場したが、以来、今日まで様々な設定、登場人物に様変わりし、その都度製作者も代わっている。いわば、〝みんなの『仮面ライダー』〟なのである。

 しかし同様に、いつか『妖怪ウォッチ』が『仮面ライダー』のようになったとすれば、それはつまり日野氏の手を離れているということかもしれない。クリエイターとして寂しくはないのか?

「むしろ自分が植えた種が育ち、ぐんぐん伸びていくのを見るのはうれしいことです。そもそも、僕は自分が生み出した作品が長く生き、成長し続けてほしいと思っていますが、ある程度軌道に乗ったら信頼できるスタッフに委ね、個人的には次の新しい作品を生み出すことに力を注ぎたいと思っています。生涯に作り出せる作品の数は限られていますから」

 これが、日野氏のクリエイターマインドである。

◎昔からゲームが好き。だから、仕事と私生活の境目がない

 目下、彼のスケジュールは5分刻みで組まれている。そこまで多忙になっているのは、日野氏がクリエイターであると同時に、福岡本社と東京オフィスで合わせて従業員約300人を抱えるゲームの企画・制作・販売会社「レベルファイブ」の経営者でもあるからだ。

 週に1度は福岡と東京を往復し、同社が手がけるあらゆるコンテンツを自らチェックする。その間に新しいアイデアを着想し続ける  。まさに、時代の寵児の仕事術である。

30年後のジバニャンと主人公!
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