人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2018.01.25

日本では考えられない英国のスーパーのおもしろネタ

 生活の強い味方であるスーパーマーケットだが、最近ではチェーン独自のプライベートブランド(PB)商品も増えてきていて、うまく活用することでさらにお得な買い物ができるのはご存知の通りだ。しかしもし、訪れたスーパーの棚に他のスーパーのPB商品が陳列されていたら……。

■なぜか棚にはライバル店のパンケーキが!

 外食事情についてはいい噂を聞かないロンドンだが、実はそれを補って有り余る充実ぶりなのがスーパーマーケットの品揃えであるとも言われている。特にパン、ケーキ類のクオリティは高く多くのロンドン市民に支持されているのだ。

 大手スーパーのセインズベリーズ(Sainsbury's)でもまたパンやカップケーキの人気が高いのだが、同スーパーのランカシャー店を訪れたお客の1人がパン売り場の棚の異変に気づいた。パンケーキが6枚入った「Pikelets」という商品もここでは人気なのだが、商品を良く見るとライバルのスーパー、アズダ(Asda)のロゴが包装紙に記されたPB商品だったのである。

 お客はこの奇妙な棚の写真をスマホで撮影してSNSに投稿するとたちまち大きな反響を呼んだ。


Daily Mail」より

 そして話はこれで終わらず、ほとんど時を同じくして今度は逆にアズダのランカシャー店でセインズベリーズのPikeletsが売られているのが発見されたのだ。この棚の写真も気づいた来店客によって撮影され、SNSで拡散することになる。

 いったいどういうことなのか? 考えられるのはどちらの商品も同じ業者が生産している同じもので、包装だけ変えたものを毎日両方のスーパーに卸している実態が否応なく見えてくるだろう。そしてこの日は卸す商品を現場でうっかり間違えてしまったと考えられる。


Daily Mail」より

 だがそこで消費者的には見過ごせない問題になってくるのが価格だ。同商品はセインズベリーズでは85ペンス(約130円)で販売されているのだが、アズダでは75ペンス(約110円)なのである。この日、アズダでは本来85ペンスのセインズベリーズの商品を75ペンスで販売していたため購入者は得したことなる。しかし逆にセインズベリーズでアズダの同商品を買ってしまった客は損をしたことになるだろう。

 だがこの一件でそもそもどちらの商品も中身は同じものである可能性が大いに示唆されることなった。もちろんどのような値付けをしようが店側の独自の判断ということにはなるが、もし同じ内容の商品だった場合、10ペンス高く販売しているセインズベリーズの評判はやや低下するかもしれないがいかがだろうか。

 そもそもがセインズベリーズのほとんどのPB食品を手がけているのは食品メーカー大手のプレミア・フーズ(Premier Foods)で、同社は独自ブランドを持つほかにさまざまな食品関連企業に商品を提供している。そのスーパーでしか手に入らないユニークなPB商品だが、元を辿っていくと行き着く先は巨大食品メーカーの大量生産品だったとすれば何とも皮肉な話かもしれない。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2018年8月16日(木) 発売

DIME最新号の特集は「ミニマルギア100」「男のメルカリ活用術」! 特別付録は「シンカリオン 500 TYPE EVA」の激レアクリアファイル

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ