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2018.01.24

お腹の脂肪はイスのせい?見過ごせない〝長尻〟の健康リスク

 もちろん業種や職種にもよるが、ますますネットワーク化が進む昨今の社会にあって、決して少なくない“座り仕事”がますます座りっぱなしの作業実態になってきているようだ。

■オフィスワーカーの75%が座りっぱなしの作業に懸念

 オーストラリア・ジェームズクック大学の研究では、オフィスワーカーの75%が座りっぱなしの作業実態に健康への懸念を抱いていることが報告されている。働いている当人にもある意味で危機感を覚えるような座りっぱなしの仕事は、当初の想定よりも現代の職場環境に広く蔓延していたのだ。研究ではこうした極端に座りっぱなしになる職場では、従業員の健康のためにも何らかの対策が必要であると提言している。

「(140人中)100人のオフィスワーカーが座り仕事が増えるほど健康への悪影響があると報告しています。最も懸念されているのが腰への影響で、次に首、そして筋肉の衰えと続きます。さらに肥満への懸念と、仕事へのモチベーションの低下にも触れています」と研究を主導したテニール・マクガッキン氏は話す。

 実際にこれまでの研究でも長時間座りっぱなしになる仕事や生活では循環器系疾患のリスクが高まり平均余命が短くなることが指摘されている。また肥満にも密接に関係しており、2型糖尿病や睡眠時無呼吸症候群などの呼吸障害に繋がる生活習慣であることも報告されている。


James Cook University」より

 限られた勤務時間のなかで座りっぱなしの状態を解消するためにはなるべく意識的に立ち上がることが研究では提案されている。

 職場に一定の時間間隔でアラームを鳴らして立ち上がるように促したり、会議やランチを立って行なえるような環境を整えたりすることも検討に値するということだ。場合によってはスタンディングデスクで立ったままデスクワークを行なうことも選択肢に入ってくるが、これについては生産性への影響を注意深く検証しなければならない。

 そしてこうした座りっぱなし解消の“ミニブレイク”は決して一律なものであってはならず、個々の好みやその時のコンディションによって幅広く選択できるように数が揃っていることが重要であるとマクガッキン氏は強調している。

「座りっぱなし解消の手段を自分で選び作業状況をコントロールできていると感じることができれば、このミニ休憩はより効果を及ぼす可能性が高まります」(テニール・マクガッキン氏)

 現代の職場環境では運動不足がますます深刻になってきていると言えそうだが、それぞれが自発的に自分に合った手法で座りっぱなしの状態を解消することが求められているようだ。

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