
■連載/ペットゥモロー通信
これは運命…? 突然、野良猫を飼うことになった男性
「運命的な出会い」というドラマチックな言葉がある。恋人であったり、友達であったり、運命の出会いは様々だが、それは何も人間同士ばかりではない。動物と人間の出会いも運命なのだ。
それを証明してくれるかのような出会いをした人物がいる。アメリカ、ロサンゼルスに住むコナー・マニングさんだ。
ある夜、コナーは恋人と別れて落ち込んでいた。道を歩いていると、そこへ可愛らしい子猫が現れた。汚れているし、痩せている。どうやらこの辺りに住む野良猫のようだった。コナーはしゃがんで声をかけた。するとその子猫はコナーの膝の上に乗ってきて、離れようとしないのだ。
「5分くらいして、家路につこうと立ち上がったんだけど、子猫はとても怯えているように見えたんだ。だから、時々立ち止まりながら振り向くと、子猫が走って寄ってくる。これを家に着くまで続けたんだ。」とコナーは語る。
結局、子猫(のちにソックスと命名)は、コナーの家までついて来て、しばらく家の中を探索していた。
コナーはこの出会いを記録するために、ツイッターに投稿し始めた。
「ソックスは家の中が好きじゃないらしい。うん、何でも好きなことしていいよ。もし出かけたいんだったら、うちでご飯あげるからね。」