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2018.01.20

ザリガニワークスに聞く学生にインターンシップで学んでほしいこと

■連載/あるあるビジネス処方箋

 今回と次回では、インターンシップを取り上げたい。インターンシップは、企業や団体が大学生や専門学校生などに就業体験の機会を提供する制度だ。

 最近は、新卒の採用活動に熱心な大企業やベンチャー企業の活動が目立つ。それらの中には採用試験に直結するものがあり、「インターンシップの本来の趣旨とは違う」と疑問視する声もある。一方で、「採用とは一切無関係」と明言する会社もある。

 今回は、独自路線を貫く会社の現場を取材することでインターンシップの盲点を浮き彫りにしたい。

■仕事は楽しいんだってことを感じてほしい


武笠太郎さん(左)と坂本嘉種さん(右)

 製品や商品の企画やデザイン、プロデュースをする有限会社ザリガニワークス代表の武笠太郎さん(44歳)と坂本嘉種さん(48歳)が、自社で行うインターシップについて語る。

「仕事は楽しいんだってことを感じてほしい。僕らは新卒の採用試験をするわけではないから、学生の能力を推し量る思いはない。5日間、僕らと一緒にいて何らかの気づきがあり、成長をしてもらえればそれでいい」(武笠さん)

「学生の方も、僕らの会社を特に就職先として評価する考えはない。そこが、採用を前提とする他社のインターンシップとは違うのだと思う」(坂本さん)

 2人は多摩美術大学グラフィックデザイン科を卒業後、玩具メーカーや大手ゲームメーカーを経て2004年にザリガニワークスを創業した。

 玩具メーカーや広告代理店、テレビ局などから依頼を受け、製品や商品などのプロデュースに関わる。2001年制作の手作りの木製玩具「コレジャナイロボ」は大ヒット作となり、2008年にグッドデザイン賞(公益財団法人日本デザイン振興会主催)を受賞した。土下座をしているサラリーマンのフィギュア「土下座ストラップ」は、シリーズで累計300万個以上(1個200円)の売り上げとなった。「ごはんかいじゅうパップ」「弾神オドロッカー」「石膏ボーイズ」など、キャラクターデザイン、作詞作曲、ストーリー執筆等、ジャンルにとらわれないコンテンツ制作を広く展開。

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