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2018.01.20

相続トラブルを防ぐために親が元気なうちにやっておくべきこと

30~40代ともなれば、そろそろ考えたい親からの相続のこと。しかし、しっかりと準備をしておかなければ、これまで円満だった兄弟姉妹仲があっけなく壊れてしまうケースは決してめずらしくはない。

そこで親の死後、相続トラブルにならないための予防策を一般社団法人 相続終活専門士協会 代表理事の江幡吉昭氏に聞いた。

■相続トラブルの実状

相続トラブルといわれても、多くの人は「うちはそんなことは起こらない」と思っているものだ。実状はどうか。

公益財団法人 日本財団が2017年3月に実施した「遺贈に関する意識調査」では、60 歳以上の財産相続経験者の2割に相続の際トラブル経験があった。そのトラブルの中身のトップ3は、「兄弟姉妹のトラブル」43.5%、「相続財産の配分に関するトラブル」35.2%、「遺言書が残されていない」31.9%となっていた。

また、相続トラブルへの懸念についての問いでは、子世代である59歳以下の64.1%は「トラブルが起きる心配はない」と答えている。懸念がある人は「兄弟間の配分に関するトラブル」への懸念が最も多く12.0%だった。

多くの子世代は、相続トラブルは起こりえないと思っているようだが、心配している人々はおり、実際、兄弟姉妹間のトラブルは起きているようだ。

■相続トラブルでよくあるケース


(画像はイメージ)

江幡氏によると、相続問題がきっかけで家族関係が壊れるほどまでになるケースは少なくないという。実際、どんなケースが多いのか。

「トラブルになることが多いのは、遺言を残していないケースです。両親が生きているときにはもめません。もめるのは両親が亡くなったときの『二次相続』。いってみれば親は『太陽』であり、太陽が照っているときはパワーバランスが保たれているのです。

子どもが30~40代であれば、まだもめる可能性低いです。なぜなら給料という定期収入があるからです。しかし60代以上になって年金暮らしになると、親の遺産が臨時収入になります。30~40代のときは『親の遺産は要らないよ』と言っていた兄弟姉妹が『前言撤回』となります。

父が糟糠(そうこう)の妻(*1)と別れ、後妻を迎えた場合に、前妻の子と後妻とが相続でもめるというケースは、特に経営者層でよくある話です」

*1自分が貧しい時代に連れ添って苦労をともにしてきた妻

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