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池袋~京都まで15時間!青春18きっぷで行くマイナー観光地を巡る旅

2018.01.21

■神秘的な弁天島と絶品の生しらす丼

 次の目的地は静岡県弁天島駅。3時間以上電車を乗り継ぐことになる。8時ちょうどに「熱海行き」の電車に乗りこんだ筆者は、この頃からすでに眠気を感じ始めていた。電光掲示板を見ると、「東海道新幹線の名古屋~新大阪間は雪の影響で遅延が発生」と表示されている。なんだか嫌な予感が……。

 8時20分、熱海駅に到着し、「沼津行き」に乗り換え。この頃になると、完全に眠気に負けていた。8時41分、沼津駅に到着し、「浜松行き」に乗り換え。三島駅あたりからずっと富士山が見えているが、あまりの眠気になんの感慨もわかなかった。

 9時17分、電車は由比駅を出発。車窓を眺めていると、「世界一列皆兄弟」と書かれた建物が目に入る。調べてみると、「みんな仲良くしようよ」というメッセージのようだ。

 9時42分、静岡駅に到着。手前の清水駅あたりから、ひとつひとつの建物が巨大になり、駅も街並みもすっきりとした印象を受ける。特に東静岡駅の県立複合文化施設「グランシップ」の存在感がすさまじく、筆者は首をひねって見入ってしまった。

 10時53分、浜松駅に到着し、豊橋行きの電車に乗り換え。そして11時15分、弁天島駅に到着した。

 あれ? かすかに雪が降っているぞ……。そして寒い。スマホで気温を確認すると……。

 いや、寒いわ! 海辺の街のせいか、風がぴゅーぴゅー吹いている。身を縮めながら改札を抜ける。地下道を通って、路地を歩くと、第2の目的地が見えた。

 浜名湖に浮かぶ弁天島のシンボル、18mの大鳥居だ。波の向こうに静かにそびえる赤い鳥居は神秘的だった。

……しかし誰もいない。ここ弁天島は、11月~1月頃、鳥居の間を落ちる幻想的な夕陽が見える立派な観光スポットだ。だが、筆者が訪れた時刻は11時半。太陽は空のてっぺんを目指して昇っている。さらに、容赦ない海風が筆者に体当たりし、全身がSOSを発している。冬の海辺は、これほど凍える環境なのか。滞在時間わずか3分で筆者は弁天島を離れた。いや、海風に飛ばされたという表現が正しいかもしれない。

 弁天島駅から徒歩8分ほどのところに「浜菜坊」という料亭がある。こちらで静岡県の名産「しらす」を使った、「生しらす丼」をいただいた。

 銀色に光るどんぶりが食欲をかきたてる。口に運ぶと、割り醤油と生しらすの風味がいっぱいに広がる。つるつるとした口当たりと、溶けるような生しらすの食感が絶妙だ。筆者は大満足して店を出た。

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