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脳が変化する!?スマホ中毒にならないための9つのポイント(2018.01.16)

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 現代のコミュニケーションに欠かせなくなったともいえるSNSだが、昨年もSNSにまつわるトラブルや事件が絶えない1年であった。そして今、ソーシャルメディアの危険性が改めて指摘されている。

■「SNSが人間関係にもたらす影響が徐々にわかりつつある」

 Facebookの副社長で創成期のユーザー獲得に多大な貢献をしてきたチャマス・パリハピティヤ氏が一転、「SNSのツールが社会をバラバラに分断している」とFacebookをはじめとするSNSの危険性に警鐘を鳴らしている。

 このパリハピティヤ氏の発言は昨年11月にスタンフォード大学経営大学院で行われたトークセッションで飛び出したもので、Facebookの元副社長によるSNS批判ということで大きな物議を醸し、Facebook社も急遽公式にコメントするなどして広く世間を賑わせた。

 パリハピティヤ氏の発言には否定的な声も少なくなかったのだが、アカデミズムの側からはかなり強力な“援護射撃”が相次いで放たれているようだ。米・ペンシルベニア州立大学の社会心理学者であるリズベス・キム氏はパリハピティヤ氏が今日のきわめて現実的な問題に言及していると指摘している。

「私はパリハピティヤ氏がSNSと即効性のある充足感に関するとても現実的な問題を指摘していると思います。彼のメッセージは私たちがしばしば意図的に無視するかもしれない全体像の一部分なのです」(リズベス・キム氏)


Futurism」より

 SNSは人々の結びつきを強める一方で、イジメや各種のハラスメント、そして時には犯罪の道具にもなることが今日ますます問題視されている。キム氏は、今日のSNSが誰のメッセージでも取り込んで影響力を増幅し、信用を与えていることに強く警戒しているのだ。こうした性質をもつSNSは小規模なサイバー攻撃からより広範なネガティブキャンペーンまで、あらゆる工作の有効なツールになる。

 SNSで流通する情報の不確かさを実証するために、キム氏はオンライン掲示板に性差別的な発言(sexist comment)で“炎上”している架空のスレッドを作ってユーザーの発言と反応を分析した。

 分析の結果、炎上の元になった発言が男性か女性かでユーザーの反応がかなり違うものになっていたのだ。元の発言が女性であった場合は本当の話であると信じられやすく、そのぶん強い憤りを感じるユーザーが多かったのである。情報の信ぴょう性もさることながら、人物に対するイメージによっても受け手の印象はいとも簡単にコロコロ変わってしまうのだ。

「SNSが現代の対人関係に及ぼす影響について単純に非難することは困難です。しかし時を経るごとに研究も進み、SNSが人間関係にもたらすプラスとマイナスの影響がおぼろげながらにわかりつつあります」(リズベス・キム氏)

 今やすっかり社会に普及しているSNSだが、それでもまだ最近の新しい現象であり、今後社会に思いがけない影響を与える可能性が残されていることを再確認したいところだ。

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