
『メイドカフェ』という言葉はすでに一般化したものだが、『メイドジム』をご存知だろうか。その名のとおり、可憐なメイドさんが、マンツーマンでウェイトトレーニングの指導をしてくれるという、おそらく日本、もとい世界初のフィットネスジムである。
メイドジムのPR動画
『メイドジム』の立ち上げにかかわるのは、医療従事者やアスレチックトレーナーなどからなるチームで、2016年12月に国内のクラウドファンディング『CAMPFIRE』で資金提供を募りはじめた。目標金額70万円に対し、2017年2月中旬時点で総額約90万円の提供があり、プロジェクトは成功を収めている。
先日、メイドカフェのメッカ秋葉原という絶好のロケーションでテナント契約を済ませ、4~5月の開業に向けて着々と準備中だという。
設立チームのひとりである関口氏によると、そもそも『メイドジム』を立ち上げるきっかけとなったのは、これまでのウェイトトレーニングに対する「きつい」とか「単調」といったネガティブなイメージを払拭するにはどうすればよいか、という疑問点が発端となっているという。思案の末、日本の文化として定着したメイド喫茶のコンセプトをフィットネスクラブに融合したら、世間からのマイナスの印象を覆せるのではないかと結論し、クラウドファンディングでプロジェクトを立ち上げたところ、予想以上の賛同者が出て大化けした。