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2018.01.09

ビジネスパーソンが「自分のキャリアの終わり」を意識する平均年齢は45.5歳

一方、次のグラフに示したように、働く本人たちの希望引退年齢を見ても、40代以上は軒並み平均64歳近くまで働くことを希望しており、まだまだ20年程度は働き手であり続けようとしている。ミドル・シニアが40代半ばでキャリアの終わりを意識し始めてからも、実際にはそこからまだかなり長い年月働き続けるのが現実、ということだ。こうした背景を考えると、成長実感が40歳ごろから下降し始めてしまうというミドル・シニアの成長実態は、本人にとっても企業にとっても、中長期的な意味で影響の大きい問題になっている。

40 歳以上のミドル・シニア社員の就業意識

では、そうしたミドル・シニアの成長実感の無さは何に起因するのか。
まずは、体力面だ。人生100年時代とは言うものの、やはり若い頃と比べると年齢とともに体力への自信はなくなってくるようだ。特に50代後半からは体力の衰えを感じている人の割合は急角度で多くなっている。本人の健康状態について「重篤な持病がある」「肥満状態にある」という割合も40代後半から上昇してくる。こうした健康と体力不安は成長に対する意識にも大きく影響しているのかもしれない。
2点目に、仕事が多忙で余裕がない、という意見だ。この回答は40代後半で最も高くなっており、これは実際に残業時間が多い層とも重なります。忙しすぎることで仕事を振り返る余裕が無く、成長実感するための内省機会を失ってしまっている働き方が想像される。
3点目は、仕事のやりがいの喪失です。データを見ると、特に40代後半と50代後半でやりがい・意義を感じにくくなっている様子がわかる。これまでのグラフで示してきたように、40代中盤はキャリア観・出世意欲が大きく変動する時期。また、50代後半は管理職やその他の役職から降りる「ポストオフ(役職定年)」を経験する層が多く存在する。このように数年単位で揺れ動いていくミドル・シニアの心理が、目の前の仕事に「やりがい」を見えにくくしているようだ。

40 歳以上のミドル・シニア社員の就業意識

■調査概要
調査主体/株式会社 パーソル総合研究所
調査名/働く1万人成長実態調査2017
調査対象者/全国男女15-69歳の有職者
対象人数/1万人(性別及び年代は国勢調査の分布に従う)
調査期間/2017年3月

構成/編集部

 

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