
前回の「Google検索が100倍便利になる裏ワザ・初級編」で紹介した小技、みなさんの日常にも取り入れてもらえましたでしょうか?
今回は上級編。
初級編と比べると、より高度で、より詳細な検索を可能にする小技だらけです。
ぜひ覚えて、必要な時に取り出せるようにしておくと便利でしょう。
◆アーカイブ検索で時代をさかのぼる
Googleから検索可能な情報は、インターネット普及(20世紀後期)以降のものには限られません。アーカイブされた18、19世紀などの世界中の新聞を参照することもできるのです。
例えば、日本(Japan, Japanese)のどのような史実がどのような観点から述べられているかを調べることもできます。結果、1967年のとあるアメリカの新聞で、「日本人の平均身長が伸びている」なんて記事の書かれているのを発見しました。
検索は、https://news.google.com/newspapers?hl=enのページの検索窓に直接キーワードを打ち込むか、キーワード site:news.google.com/newspapers をGoogleの通常の検索窓に打ち込むかで可能です。
◆ info:URLで関連・詳細検索
info:URLは万人向けではないでしょう。
このオペレーターを使用すれば、Googleが最後にクロールしたときに保存したキャッシュ(つまり厳密な最新版ではないことが多い)や類似したページ、リンクでつながっているページなどを参照することができます。
ニュースサイトの気になる記事が削除されてしまった場合などは、Googleが保存した最後のキャッシュを覗いてみると、もしかしたら見つかるかもしれません。