
現実ではない環境を、理工学的に、ユーザーの五感を刺激して作り出す技術である「バーチャルリアリティ」。
「VR」・「仮想現実」とも言われるこのテクノロジーは、コンピュータの技術が進化する事により、ここ最近特に注目されることとなりました。
2012年に登場した、ヘッドマウントディスプレイ(HMD、頭部搭載型ディスプレイ)タイプで視覚を刺激するVR装置「Oculus Rift」の登場は、世間一般にバーチャルリアリティへの関心をより一層高めました。
ちなみに、以前筆者が記事で紹介した、立体映像ゲーム機「VIRTUAL BOY」も、VR装置のひとつです。
あの頃これが欲しかった!任天堂が作った世界初の完全立体映像ゲーム機『VIRTUAL BOY』
さらに2016年には、PlayStation 4用バーチャルリアリティシステム、PlayStation VRの登場が記憶に新しい所です。
(wikipediaより参照)
そんな近頃、話題沸騰中のVRシステムですが、ヘッドセットを装着することで完全に仮想現実の世界に浸れるのがVRの真骨頂です。しかし、4K全盛のこのご時世に、主要なヘッドマウントディスプレイのディスプレイの解像度がハイビジョン程度(PlayStation VRで1920×1080、Ocukus Riftで1080x1200ドット)しかなかったため、画面を凝視するとドットが見えてしまい興ざめしてしまうのが悩みの種でした。
デジタルガジェット全盛のこの時代、ディスプレイが高解像度でドットのあらが目立たなくって仮想現実に没入出来て思わず嬉しくなる、そんな都合の良い商品は存在しないのでしょうか……?
実はあります。