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【開発秘話】累計400万本以上売れているゼブラのジェルボールペン『サラサドライ』

2018.01.07

■1色につき1000種類のインクを試作

 こうして『サラサドライ』の開発は始まったが、インクを早く乾かす方法は色々考えられた。様々な方法を検討した結果、確実に効果があり一番速く方法は、ジェルインクに新たな成分を加えることという結論に達した。開発目標は、『サラサ』はもちろんのこと、市場に出回っているジェルボールペンの中で一番速く乾くこと。そのため、他社のジェルボールペンのインクが乾く時間も調べた。

 候補となる成分を取り寄せては、インクを試作。1色につき1000種類はつくり、3色合計で3000種類以上はつくった。

 これほど膨大な試作をつくって検証したのは、新しい成分と染料など他の成分との相性を検討しなければならなかったため。色によって成分がやや異なることから、一色ごとに検証が必要になった。速乾性はもちろんのことだが、長期間安定して書けること、紙に裏写りや滲みが起きないことも重要なポイントになるため、インクの試作は膨大になったというわけである。

 膨大な試作の結果、インクを速く乾かすことに最も寄与する新成分は3色共通のものを使用することになった。ただし、それに付随する成分は色ごとに異なるという。また、水性インクの弱点でもある筆記線の薄さは、濃い染料を使うことで克服することにした。


速乾性を高めたポイントは、乾燥性を高める新成分の使用にある


同社従来品と比較したインクの伸び。『サラサドライ』が乾く時間では従来品はまだ乾かず、インクが伸びてしまう


筆記線の濃さの違い。濃い染料を使用していることもあり、同社従来品の油性ボールペンと比較しても、筆記線が濃いのがわかる

 改良はインクだけに留まらず、チップ(ペン先部分)にも及んだ。試作だけで500種類近くつくり、インクとの相性を検証。相性が良くない場合は、インクの配合を見直すこともした。

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