
AIを搭載した製品やIoT製品が登場し、いよいよ身近な存在になってきた今年。2018年は次世代モバイル通信の5Gを目前に、高速、大容量、同時多接続可能なネットワークを生かす、新サービスも続々と生まれそうだ。
【キャラAI】AIの進化のためにキャラクター化は必然
スマートフォンやスマートスピーカーのように音声で操作ができて、ネットワーク経由でAIにつながる機器は、来年以降も続々登場する。AIが学習を深め、より自然に会話ができるようになれば、人とAIの距離はもっと近づくだろう。命令するだけの関係から、何でも相談できるアシスタントやエージェントへ。AIをより愛着の持てる存在にするためにも、特に日本で流行しそうなのが、キャラクター化だ。シャープの『ロボホン』や、最近では『Xperia Hello!』などのコミュニケーションロボットもそのひとつ。愛着が持てる存在になれば、少しぐらい会話がちぐはぐでも、ユーザーは辛抱強くつきあえる。技術の進歩のためにも、AIのキャラクター化は必然なのだ。
●顔を識別して話しかける
ソニーモバイル『Xperia Hello!』
カメラでユーザーを探し、顔を認識して自ら話しかけるコミュニケーションロボット。ビデオ電話やLINEを使ったやり取りも可能。
●アシスタントを耳に付けて外へ
ソニー『Xperia Ear』
AIアシスタントを、イヤホン端末から操作する試みも。人気アニメキャラとコラボした製品も発売。(写真は未発売のモデル)
●複数のエージェントを使い分け
ドコモ『AIエージェント』
スマホから音声で利用できるサービスがスタート。メインのエージェントが、サービスごとの異なるエージェントにつないでくれる仕組み。
●キャラ化されたスピーカーも登場!?
LINE『Clova』
LINEはAIのキャラ化に積極的。グループ会社のロボットと連携した商品も登場しそうだ。
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